【動画まとめ】3月4、5日公開 映画紹介&予告編 「セーラー服と機関銃」「映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生」「マネー・ショート 華麗なる大逆転」「星ガ丘ワンダーランド」「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章」「オートマタ」「桜ノ雨」 「ひつじのショーン スペシャル ~いたずらラマがやってきた!~」

「セーラー服と機関銃-卒業-」 橋本環奈が映画初主演 前作の名シーンも踏襲?

橋本環奈、「セーラー服と機関銃」でソロデビュー!映画予告編で“サビ”解禁 映画「セーラー服と機関銃 -卒業-」予告編

 アイドルグループ「Rev.from DVL(レブ・フロム・ディー・ブイ・エル)」の橋本環奈さんが主演する映画「セーラー服と機関銃-卒業-」(前田弘二監督)が3月5日から公開される。同作は角川映画40周年記念作品で、赤川さんの小説「セーラー服と機関銃・その後-卒業-」(角川文庫)が原作。薬師丸ひろ子さんが主演しヒットした1981年公開の「セーラー服と機関銃」が現代的に生まれ変わり、今作が映画初主演となる橋本さんが体当たりの演技をみせている。

 シャッター商店街で「メダカカフェ」を経営する18歳の女子高生・星泉(ほし・いずみ)は、実は解散したヤクザの組長だった。ある日、泉のもとに、同級生があるモデル事務所がらみのトラブルに巻き込まれ助けを求めてくる。事務所のバックにはヤクザの浜口組がついていると聞かされた泉は元組員たちと浜口組へ乗り込むが、そこで泉は薬物入りクッキーの存在を知らされる。そこには黒幕として、ホリウチ都市デザインの安井社長が暗躍していた……というストーリー。泉が憧れる年上の男性・月永を長谷川博己さん、浜口組組長を伊武雅刀さん、泉らに立ちはだかる安井を安藤政信さん、泉が束ねる目高組の若頭を武田鉄矢さんが演じるなど実力派が脇を固め、組員として大野拓朗さん、宇野祥平さんらが出演している。

 女子高生が“許せない何か”に機関銃をぶっ放す、という作品の軸はそのままに、新たに高齢化社会や汚職、シャッター商店街などさまざまな社会問題が盛り込まれ、より現代的に生まれ変わった。ヤクザや薬物などテーマが物騒なのは相変わらずだが、作品全体のトーンは前作よりもコミカルで、幅広い年代に受け入れられる作品に仕上がっている。今作が映画初主演の橋本さんがベテランたちと真っ向から渡り合う迫力の演技はもちろん、長谷川さんや、そしてすっかりラスボス役が定着しつつある安藤さんの熱演にうならされた。前作未見でも楽しめるのはもちろん、殴り込み前のエレベーターのシーンや有名なラストシーンなど前作のオマージュ的なシーンがちらほらと差し込まれているので、予習してから見ると、より楽しめるだろう。5日から角川シネマ新宿(東京都新宿区)ほか全国で公開。(河鰭悠太郎/MANTAN)

「映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生」 古代ロマン満載 勇気と友情の物語

「映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生」予告編

 国民的人気アニメ「ドラえもん」の劇場版アニメ最新作「映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生」(八鍬新之介監督)が3月5日に公開される。今作は、シリーズ歴代1位の動員記録を持つ1989年公開の「のび太の日本誕生」が新たに生まれ変わった作品で、のび太たちが7万年前の原始時代の日本を舞台に冒険を繰り広げる。お笑い芸人の小島よしおさん、プロレスラーの棚橋弘至選手と真壁刀義選手がゲスト声優を務めるほか、歌手の山崎まさよしさんが主題歌として新曲「空へ」を今作のために書き下ろしている。

 家でも学校でもしかられてばかりいるのび太(声・大原めぐみさん)が家出を決意する一方で、ドラえもん(声・水田わさびさん)、ジャイアン(声・木村昴さん)、スネ夫(声・関智一さん)、しずか(声・かかずゆみさん)も、それぞれの理由で家出する。行くところがなく途方に暮れた5人は、タイムマシンで誰もいない7万年前の日本へと向かい、自分たちだけのパラダイスを作り上げる。たっぷり遊び、現代へと戻ったのび太たちは、なぜか現代で原始人のククル(声・白石涼子さん)と出会い……というストーリー。

 27年前の名作をリメーク。大人であれば子供の頃に見たことがある人もいるだろうが、新たに生まれ変わった作品を今見ると、当時は気付かなかった物語の深みを実感できた。結婚して子供がいる人なら、のび太とククルとの出会いのように、タイムマシンに乗った気分で、いつもとは少し違った親子の対話も楽しめるかもしれない。ベースとなる物語は旧作から受け継がれているが、現在の技術で製作された映像は美しく、のび太が絶体絶命に陥ってからドラえもんが救出するという、シリーズの王道的な展開ではあるが胸躍らされる。日本人の起源や人類のつながりなど古代ロマンが詰まっており、世代を問わず楽しめるだろう。ドラえもんの“ドラゾンビ”コスプレが何ともいえず可愛かった。5日からTOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)ほか全国で公開。(遠藤政樹/フリーライター)

「マネー・ショート 華麗なる大逆転」 経済破綻を予見した男たちが仕掛けた大勝負

映画「マネー・ショート 華麗なる大逆転」予告編

 米国の第88回アカデミー賞で、アダム・マッケイ監督とチャールズ・ランドルフさんが脚色賞に輝いた「マネー・ショート 華麗なる大逆転」が3月4日に公開される。2008年に起きたリーマンショックとそれに続く経済破綻。それに、誰よりも早く気付いた男たちが、ウォール街を相手に、一世一代の大勝負に打って出る姿を描く。今作は、映画「マネーボール」(2011年)の原作者としても知られるマイケル・ルイスさんによる著書「世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち」に基づいている。「マネーボール」に引き続きプロデューサーを務めるブラッド・ピットさんはじめ、クリスチャン・ベールさん、スティーブ・カレルさん、ライアン・ゴズリングさんが、型破りの金融マンに扮(ふん)している。

 2005年、金融トレーダーのマイケル(ベールさん)は、あるとき、返済の見込みの薄い住宅ローンを含む金融商品(サブプライムローン)が、数年以内に債務不履行に陥る可能性があることに気づく。彼は、サブプライムローンの価値が暴落したときに巨額の保険金を手にできるCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)という契約を投資銀行と結ぶ。同じ頃、銀行家ジャレド(ゴズリングさん)は、マイケルの動きを察知し、ヘッジファンドマネジャーのマーク(カレルさん)にCDSの購入を勧める。一方、ウォール街参入を狙う若き投資家、チャーリー(ジョン・マガロさん)とジェイミー(フィン・ウィットロックさん)は、勝負を仕掛けるにあたり、元銀行マンのベン(ピットさん)に相談を持ち掛ける……という展開。

 面白かった。だが、すっきりしない。「華麗なる大逆転」というサブタイトルがつき、強欲なウォール街に勝負を仕掛ける男たちに焦点が当たっているにもかかわらず、爽快感がない。なぜか。それは、筆者が経済に疎いということもあるが、それ以上に、勝負を仕掛ける彼らは庶民の味方であり、彼らがもうかることはイコール、貧乏な人を一層貧乏にし、金持ちを一層潤すことにほかならないからだ。彼らの視点で描かれた今作は、強欲な人間を笑ってみせつつも悲壮感にあふれ、それが“すっきりしない”という感想に結び付いているのだ。

 半面、難しくなりがちな経済ネタを扱いながら、映画としての娯楽性は追求されている。一発逆転を狙う4人の金融マン=アウトローを演じる俳優たちの顔ぶれを見ればそれは明らかで、また、展開もスピーディーだ。お陰で、ウォール街VSアウトローの勝負の行方を見極めようと、終始神経は張りつめっ放しになった。小難しい経済用語も、女優のマーゴット・ロビーさんやセレーナ・ゴメスさんが登場し、かみ砕いて説明してくれる。それでもやっぱり「?」なところはあるわけで、それを食い止め、皮肉と教訓に満ちた今作を存分に楽しむためにも、「ショート(空売り)」「CDS」「CDO」「モーゲージ債」といった用語は予習しておくことをお勧めする。4日よりTOHOシネマズ日劇(東京都千代田区)ほか全国で公開。(りんたいこ/フリーライター)

「星ガ丘ワンダーランド」 中村倫也主演 つらい思い出に向き合う青年の心象を丁寧に描き出す

中村倫也が主演 映画「星ガ丘ワンダーランド」予告編

 GoogleのCMやアーティストのミュージックビデオなどで活躍中のクリエーター、柳沢翔さんが初監督した「星ガ丘ワンダーランド」が3月5日から公開される。幼い頃、母親と離別した青年が、もう一つの姉弟との出会いを通して、自分と向き合う姿を描いたオリジナル脚本を映画化。中村倫也さんが主演している。

 温人(中村さん)は星ガ丘駅で駅員として働いている。落し物預り所で預かった物には、温人が落とし主を想像して描いた似顔絵が付けられている。20年前の雪の日、父(松重豊さん)との口論の末に車から降りた母(木村佳乃さん)は、赤い手袋の片方を残して去っていった。ある日、家族の思い出の場所である遊園地ワンダーランドで、母が自殺したという知らせが入る。それをきっかけに、母の再婚先の子どもと出会うことになった温人。次第に、過去のとある出来事が明らかになっていく……という展開。

 駅員の温人は、他人の落し物を大事にしている。幼い頃、去っていった母が、いつかきっと落とした手袋を取りに来てくれる、そう信じて待ち続けた温人には、落し物に宿る心が見えているかのようだ。ある日、母の訃報が届き、静かな生活にさざなみが立ち、温人は幼い頃の記憶と自分の人生に向き合っていくことになる。母を待ち続ける思慕の中にも、捨てられた子であるという複雑な思いをにじませながら、温人の心の変化に沿って物語は進んでいく。過去の遊園地のにぎわいは色とりどりに、雪原はどこまでも寂しく、閉園した遊園地の古い観覧車は朽ちて見え、心象風景となって胸に迫ってくる。

 ファンタジックな映像の中に、人の「思い」が丁寧に描き込まれている。温人とゴミ集積所の青年との場面は、温人の心の内がよく伝わってきて特に見事だ。母を巡って、子どもたちそれぞれの異なる思い出が繊細に表現され、さほど登場しない母の人物像が、色濃く印象を残す。なるほど、記憶とは、その人の主観だからだ。なぜ人は、過去のつらい出来事や、物や人への執着心が捨てられないのか。しかし、そんな思いもいつか形を変えていき、苦しさから解き放たれるときがくる。最後は静かな希望が胸に余韻となって残る。中村さん、松重さん、木村さんのほか、新井浩文さん、佐々木希さん、菅田将暉さん、杏さん、市原隼人さんら出演陣が豪華だ。新宿バルト9(東京都新宿区)ほかで5日から公開。(キョーコ/フリーライター)

「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章」あの大ヒット作の続編にギア様登場

映画「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章」予告編

 英国のベテラン女優ジュディ・デンチさん主演で世界的に大ヒットした映画「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」(2011年)の続編「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章」(ジョン・マッデン監督)が3月4日から公開される。前作に引き続きマッデン監督がメガホンをとり、デンチさんはじめ、ビル・ナイさん、マギー・スミスさんらオリジナルメンバーが顔をそろえた。さらに今作では、米俳優リチャード・ギアさんが、謎めいた客として登場。インドならではの結婚式やボリウッドダンスが物語に盛り込まれ、前作よりゴージャスな仕上がりとなった。

 マリーゴールド・ホテルの若きオーナー、ソニー(デブ・パテルさん)は、ホテルの拡大を考え、米国の投資会社に融資を持ち掛ける。そんな彼を、宿泊客から共同マネジャーに転身したミュリエル(スミスさん)は、適切にサポートしていた。一方、生地の買い付けの仕事が本採用となったイブリン(デンチさん)は、新たなチャンスへの期待に胸をふくらませるが、互いに好意を寄せあうダグラス(ナイさん)との関係には及び腰だった。そんな中、ホテルにガイ・チェンバースと名乗る客(ギアさん)が予約なしでやって来て…という展開。

 前作で主人公だったイブリンの登場シーンが今回は控えめで、むしろ、ソニーやミュリエルにスポットが当たり、ホテルの事業拡大とソニーの結婚話が物語の中心になっている。また、ハリウッド俳優のギアさんを起用することで、キャストの華やかさがアップ。さらに、ジャイプールをはじめとする街並みにはインドならではの熱い息吹きが感じられ、地元のウェディングプランナーを起用し忠実に再現したという、贅を尽くした結婚式も“体験”できる。キャスト全員によるボリウッドダンスも楽しい。見せ場が多い分、こぢんまりとした作りの前作より大味になった感はあるが、インドの魅力を満喫でき、より広い観客層が楽しめる作品になった。

 余談ながら、このマリーゴールド・ホテルこそ、高齢者向け住宅の理想形ではないだろうか。医師こそ常駐していないが、いつも誰かがそばにいてくれ、毎朝、点呼まである。近くには遊興地もあり、本人に才能とやる気があれば仕事だってできるる。だからこそイブリンたちもここが気に入ったわけで、映画の中の設定とはいえ、ソニーが日本にも同様のホテルを作ってくれないかしらと考えてしまった。4日からTOHOシネマズシャンテ(東京都千代田区)ほか全国で公開。(りんたいこ/フリーライター)

「オートマタ」 バンデラス主演 人工知能が発達した社会を予見させるSFサスペンス

アントニオ・バンデラスが丸刈り姿披露!映画「オートマタ」予告編

 アントニオ・バンデラスさんの主演映画「オートマタ」(ガベ・イバニェス監督)が3月5日に公開される。今作は、人工知能を搭載した「オートマタ」と呼ばれるロボットが定着した近未来を舞台に、改造され進化するオートマタと人間たちの関係を描く。オートマタを製造・管理するハイテク企業の調査官ジャック・ボーカンをバンデラスさんが演じるほか、メラニー・グリフィスさん、ディラン・マクダーモットさんら実力派の俳優陣が脇を固めている。

 2044年、地球は太陽風の増加で砂漠化が進み、人口が2100万人まで減少し、人類は存亡の危機を迎えていた。人類存続のため、ピルグリム7000型という人型ロボット「オートマタ」が普及し、さまざまな労働力として人間社会に浸透。人類がオートマタを管理、維持できるよう、「生命体への危害の禁止」「自他のロボットの修正(改造)の禁止」という二つの制御機能が組み込まれていた。ある日、オートマタを開発した大企業ROC社に務める調査員ジャック・ボーカン(バンデラスさん)は、制御機能が破られ内部が改造されたオートマタ発見の知らせを受け……というストーリー。

 バンデラスさんが初めて本格SF映画に挑戦ということで話題の今作。人間とロボットの関係を描く近未来ディストピアものとしては王道の設定だが、フルCGではなく造形物を使っているところにリアリティーがあり、ある種の恐怖心をかき立てられる。人工知能が進化を遂げるとどうなってしまうのかということは、常に議論の的になるが、度を超えた便利さには代償が伴うものなのだと痛感させられる。現実にロボットが社会に組み込まれつつある今、向き合うべきであろうテーマを真摯(しんし)かつ骨太に描かれている。なぜ制御機能が実装され、そして解除されたのかなどサスペンス要素も盛り込まれ、おとなしめの展開ながら見応えは抜群だ。5日から新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほか全国で公開。(遠藤政樹/フリーライター)

「桜ノ雨」 注目の若手・山本舞香が初主演 友情に恋に歌に…青春が詰まった作品

山本舞香が主演 映画「桜ノ雨」予告編

 音声合成ソフト「初音ミク」で作られた中高生の定番卒業ソングとして人気のボーカロイド曲「桜ノ雨」をモチーフに実写映画化した「桜ノ雨」(ウエダアツシ監督)が3月5日に公開される。「桜ノ雨」は、2008年にボカロPのhalyosyさんが「初音ミク」を使ってニコニコ動画で発表した曲で、09年から中学や高校の卒業式で歌われるようになり、若い世代の間では定番の卒業ソングとして知られている。映画は halyosy さんが自ら原作・原案を手掛け、「三井リハウス」の14代目リハウスガールでJR東日本のスキー旅行のキャンペーン「JR SKISKI」でも知られる女優の山本舞香さんが主役の未来(ミク)を演じ、映画初主演を果たした。

 音浜高校に通う2年生の遠野未来(山本さん)は、内気で取りえはないが、歌うことが好きで合唱部に所属。3年生で部長の桜音ハル(浅香航大さん)に淡い思いを寄せている。ある日、合唱部の顧問・高田芽依子(田畑智子さん)が退職することになり、最後となる合唱コンクールで金賞を狙うため、ハルが作った合唱曲「桜ノ雨」を歌いたい部員たちの気持ちとは裏腹に、高田は難度の高い歌唱曲を用意する。厳しい練習を前に部員たちの気持ちがばらばらになってしまい、未来は親友の鹿島友梨(三浦透子さん)からハルに対する思いを打ち明けられ……というストーリー。

 主演の山本さんは、映画「劇場版 仮面ティーチャー」や「暗殺教室」などにも出演しており、作品によっては華麗なアクションで楽しませてくれるが、今作では新たな一面を見せている。友情や進路、恋に揺れ動くティーンエイジャーならではの刹那(せつな)的な心情を見事に表現しており、まぶしさを感じつつ自然と微笑ましい気分に満たされる。脇を固める浅香さんや蓮(レン)役の広田亮平さん、瑠華(ルカ)役の久松郁実さんらもすがすがしい演技で物語に清涼感を与えている。基となったボカロ曲も素晴らしく、シンプルなストーリー展開で感情移入もしやすい。合唱部なのに運動部のような特訓が面白く、また透明感あふれる歌声は聴いていて心地よく、爽やかな青春グラフティーが楽しめる。5日からシネマート新宿(東京都新宿区)ほか全国で公開。(遠藤政樹/フリーライター)

「ひつじのショーン スペシャル ~いたずらラマがやってきた!~」クセになる面白さ

「ひつじのショーン スペシャル ~いたずらラマがやってきた~」予告編

 人気クレーアニメショーンの最新作「ひつじのショーン スペシャル~いたずらラマがやってきた!~」(ジェイ・グレイス監督)が3月5日に公開される。「ひつじのショーン」は、英国のアードマン・アニメーションズの大ヒットシリーズ「ウォレスとグルミット」に登場するひつじのキャラクター・ショーンを主人公にした作品で、2015年にはシリーズ初の長編「映画ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム」が公開された。今作は、ショーンといたずら好きなラマたちがドタバタ劇を繰り広げる「~いたずらラマがやってきた!~」のほか、英国で放送され人気が高かったテレビシリーズからセレクトされた5話が同時上映される。

 見本市に出かける牧場主と牧羊犬のビッツァーに、羊のショーンはこっそりついていく。見本市のオークションに出ているエキゾチックでずる賢い3匹のラマに夢中になったショーンは、牧場主をだましてラマを買わせることに成功した。しかし、牧場に戻ると、ラマたちは調子に乗って暴れ始め……というストーリー。

 「ひつじのショーン」シリーズの魅力は、人形や背景を1コマ1コマ動かしてストップモーションで撮影していく手作り感あふれるクレイアニメーションの可愛らしい動きと、なんともいえない表情にある。今作でもいだずら好きだけれど温かくて優しいショーンの魅力が全開で、さらにアクの強さを際立たせるラマたちの珍騒動はテンポ感もあって思わず笑ってしまう。仕込まれているネタもちょっとブラックなものも盛り込まれているなど、大人が見ても面白く、うならされる。同時上映の五つのエピソードも、さまざまなショーンを垣間見ることができ、基本的には笑わされつつ、ほんのりジーンと感動させられてしまう場面もあるなど、クセになる面白さを持った作品だ。5日から新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほか全国で公開。(遠藤政樹/フリーライター)

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