広末涼子が感涙! 観客500人からのサプライズに「頑張ったかいがありました」 映画「想いのこし」初日舞台あいさつ
女優の広末涼子さんが22日、東京都内で開かれた岡田将生さん主演の映画「想いのこし」(平川雄一朗監督)の初日舞台あいさつに、主要キャストとともに登場。約500人の観客からクラッカーでお祝いされるサプライズに、広末さんは驚きで涙を流しながら「うれしくて……。頑張ったかいがありました」と喜んだ。
舞台あいさつには、主演の岡田さん、広末さんのほか、松井愛莉さん、木南晴夏さん、巨勢竜也さん、鹿賀丈史さん、平川監督も登場した。「初日ありがとう!」という言葉とともに、客席から一斉にクラッカーが鳴り響くと、広末さんは手で顔を覆って驚き、「うれしくて……」と絶句。司会者にコメントを求められて、「毎日を一生懸命生きて、生きていることに感謝して、この映画を楽しんでほしい……」と語った。目を丸くした岡田さんも「こんなサプライズ初めてなので、本当にうれしくて、この映画を作って本当によかった」と感動。「この映画、何か心に届くことがあると思います。映画がいろんな方に広まってほしいと心から思います」と、観客に呼び掛けていた。
映画は、岡本貴也さんの小説「彼女との上手な別れ方」が原作。金と女に目がない“ダメ男”のガジロウ(岡田さん)が、現世に未練を残した幽霊の最後の願いをかなえるためウエディング姿で結婚式をしたり、消防士としてヒーローになったり、男子高校生に熱い告白をしたりと奔走する……というストーリー。広末さんは「本当にすてきな(台)本で、読んだときから涙がぽろぽろ流れてしまうようだった。役作りを意識せずにやれた」と振り返り、「悲しい映画と思われているけれど、全然悲しくないです。泣こうとしないでくださいね、ジェットコースタームービーとして、気楽に見てほしい」とメッセージを送った。
「想いのこし」 明日もし消えてしまうとしたらどうするかを笑いと感動で描く
岡本貴也さんの小説を基に俳優の岡田将生さん主演で実写化した「想いのこし」(平川雄一朗監督)が11月22日に公開される。今作は、岡本さんの小説「彼女との上手な別れ方」が原作で、金と女にしか興味がない男が世に未練を残した幽霊の最後の願いをかなえるため、奔走する姿を描いている。金と女に目がない“ダメ男”ながらも幽霊と出会ったことで成長していく青年を岡田さんが体当たりで表現。ポールダンサーの幽霊役の広末涼子さんのつやっぽい演技も見逃せない。
金と女に目がない29歳のダフ屋・ガジロウ(岡田さん)は、ある日、交通事故に遭遇。幸い無傷ですんだが、事故で亡くなったポールダンサーのユウコ(広末さん)らが目の前に現れる。ユウコは小学生の一人息子・幸太郎(巨勢竜也君)を残してきたこと、ルカ(木南晴夏さん)は結婚式が目前だったこと、ケイ(松井愛莉さん)は同級生に思いを寄せていたこと、元消防士のジョニー(鹿賀丈史さん)はやり残した仕事と、それぞれ現世に未練を残して成仏できない“想い”を抱えていた。ユウコたちは自分たちの姿が見えるガジロウに、金と引き換えにやり残したことの代行を依頼。ガジロウは嫌々ながらも大金に目がくらみ未練の解消を引き受けたのだが……というストーリー。
ある日、突然死んでしまったら……というのは、誰しもが一度ならず考えたことがあるだろう。重めなテーマだが、主人公のガジロウがチャラ男だったり随所にコメディータッチの演出が仕込まれているなど、泣けるのに思わず笑ってしまう作品に仕上がっている。軽い気持ちで笑っていると、次の瞬間には涙腺を刺激されるなど緩急が利いた展開が興味深く、見る者の心を引きつける。ウエディング姿で結婚式をしたり女装姿でポールダンスを踊ったりと多彩な格好で楽しませてくれる岡田さんの演技や、4人の幽霊たちが消えていくシーンには素直に感動でき、登場人物たちを思うといとおしく切ない気持ちでいっぱいになる。本当に大切なものは何か……一日一日を懸命に生きることの大事さとを改めて思い知らされる。丸の内TOEI(東京都中央区)ほか全国で公開。(遠藤政樹/フリーライター)
岡田将生「最低のクズ野郎を演じた」 広末涼子らキャストも登場!映画「想いのこし」完成披露イベント
俳優の岡田将生さんが11月10日、東京都内で行われた主演映画「想いのこし」(平川雄一朗監督)の完成披露舞台あいさつに共演者らと登場。舞台あいさつには岡田さんと共にポールダンスに挑戦した広末涼子さん、松井愛莉さん、木南晴夏さんも登場し、岡田さんは「4人で支えあって頑張ったので、見どころです」とアピール。
ほかに巨勢竜也さん、鹿賀丈史さん、平川雄一朗監督、主題歌を担当した沖縄県出身の5人組バンド「HY(エイチワイ)」も登場。HYは主題歌「あなたを想う風」を生披露した。
映画は、岡本貴也さんの小説「彼女との上手な別れ方」が原作。金と女に目がない“ダメ男”のガジロウ(岡田さん)が、現世に未練を残した幽霊の最後の願いをかなえるためウエディング姿で結婚式をしたり、消防士としてヒーローになったり、男子高校生に熱い告白をしたりと奔走する……というストーリー。22日公開。
岡田将生 ポールダンスで座薬初体験
俳優の岡田将生さんが11月10日、東京都内で行われた主演映画「想いのこし」(平川雄一朗監督)の完成披露舞台あいさつに共演者らと登場。同作で初挑戦したポールダンスの練習でけがをしたり、あざができたりし、痛みを止めるために「座薬を初体験いたしました」と告白。「あまりの痛さで、ポールを触ることができなくなってしまったので、急きょ用意していただいんです」と話した。
舞台あいさつには岡田さんと共にポールダンスに挑戦した広末涼子さん、松井愛莉さん、木南晴夏さんも登場し、岡田さんは「4人で支えあって頑張ったので、見どころです」とアピール。広末さんは「痛みと戦いながら、4人で部活のように練習しました」と苦労を明かし、木南さんは「初日から泣いていました」とコメント。一方、松井さんは「大変だったんですけど、終わった後に続けようかなって思いました」と話し、岡田さんらは驚いた表情を見せていた。
ほかに巨勢竜也さん、鹿賀丈史さん、平川雄一朗監督、主題歌を担当した沖縄県出身の5人組バンド「HY(エイチワイ)」も登場。HYは主題歌「あなたを想う風」を生披露した。
映画は、岡本貴也さんの小説「彼女との上手な別れ方」が原作。金と女に目がない“ダメ男”のガジロウ(岡田さん)が、現世に未練を残した幽霊の最後の願いをかなえるためウエディング姿で結婚式をしたり、消防士としてヒーローになったり、男子高校生に熱い告白をしたりと奔走する……というストーリー。22日公開。