高度な知能を獲得した猿と人類との関係を描いた映画「猿の惑星」の新シリーズ「猿の惑星:新世紀(ライジング)」(マット・リーブス監督)が9月19日に公開される。前作「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」から10年後の世界を描いた今作は、最先端のデジタル技術が駆使され、表情の細部までリアルな猿が表現されているほか、臨場感あふれる戦闘シーンも大迫力。また、「猿と人類」というメインテーマに加え、家族の絆に焦点を当てた描写もストーリー構築の奥深さに一役買っており、見応えある作品に仕上がっている。
映画は、2011年に公開された米映画「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」の続編で、高度な知能を獲得した猿のシーザーが仲間を率いて人類への反乱を起こしてから10年後の世界が描かれている。森の奥地に文明を築いてさらに進化した猿たちと、ウイルスによって絶滅の危機に瀕(ひん)した人類の生存者グループが数年ぶりに遭遇し、険悪な雰囲気に……。やがて、シーザーと元・建築家で生存者グループの一人であるマルコム(ジェイソン・クラークさん)が徐々に信頼関係を構築していくが、シーザーが率いる猿の社会でも不穏な動きが起き始め……というストーリー。
作中を貫くテーマとして描かれているのは「猿と人類」の関係性だが、妻と子どもを持ち家庭を作ったシーザーと、ウイルスで妻を亡くし息子と2人で生き抜いているマルコムという両者の描写からは「家族」というもう一つのテーマが見えてくる。立場の異なる両者のそれぞれの家族の姿を描くことで、「家族愛」という普遍的なテーマの重要性がより際立っているように感じられる。また、3Dならではの大迫力の映像ももちろんだが、まるですぐ耳元で声を発せられているかのような音響効果も魅力。特に森の中のシーンは、あちこちから猿の声が聞こえてきて、あたかも実際に森の中にいるような気にさせられる。クライマックスのタワーでの戦闘シーンも映像、音響ともにインパクト大で必見だ。19日から公開。
「猿の惑星:新世紀(ライジング)」9月19日公開
監督:マット・リーヴス
出演:アンディ・サーキス、ジェイソン・クラーク、ゲイリー・オールドマン ほか
(c)2014 Twentieth Century Fox
ピース又吉 バナナ食べつつ”公開アフレコ”に挑戦 「猿役やりたかった」
お笑いコンビ「ピース」の綾部祐二さんと又吉直樹さんが7月30日、東京都内で映画「猿の惑星:新世紀(ライジング)」(マット・リーブス監督)の公開アフレコイベントに登場。今回が声優初挑戦で、劇中でせりふが二言の「警官1」を演じているという又吉さんは、「申(さる)年(生まれ)だし、猿役をやらせてもらえるのかと思って、走ったりして猿風の体にしていたんですけど……」とやや不満げで、急きょ映像に合わせてアドリブで猿役を試してみるという”公開アフレコ”も実施。猿になり切るためバナナを食べながら綾部さんとアフレコで掛け合うひとコマもあった。
実際には「警官1」を担当する又吉さんは、「歩きながら二言なんですけど、自分でも納得のいくものになったと思います。ぜひ劇場で探してみてほしい。一発で見つけたらすごい」と満足げ。猿と危険な状況で出会う人間役を演じる綾部さんは「初挑戦だったが難しかった。コントとか普段やってるからいけるかなと思ったけど全然違う」と苦労をにじませつつ、今後やってみたい役を聞かれ、「ブラッド・ピットが好きなので、もしできたら最高ですね」とし、実際にその場でブラッド・ピットになり切って即興でアフレコに挑んだ。
映画は、2011年に公開された米映画「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」の続編で、高度な知能を獲得した猿のシーザーが仲間を率いて、人類への反乱を起こしてから10年後の世界を描く。森の奥地に文明を築いてさらに進化した猿たちと、絶滅の危機に瀕(ひん)した人類の生存者グループが数年ぶりに遭遇し、一触即発の危機に陥る……というストーリー。9月19日公開。
フットボールアワーが改名?岩尾、好きすぎて“応援隊長”直談判 映画「猿の惑星:新世紀」ヒット祈願イベント
お笑いコンビ「フットボールアワー」が9月1日、東京・日枝神社で行われた映画「猿の惑星:新世紀(ライジング)」(マット・リーブス監督)のヒット祈願イベントに登場した。
映画は、2011年に公開された米映画「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」の続編で、高度な知能を獲得した猿のシーザーが仲間を率いて、人類への反乱を起こしてから10年後の世界を描く。森の奥地に文明を築いてさらに進化した猿たちと、絶滅の危機に瀕(ひん)した人類の生存者グループが数年ぶりに遭遇し、一触即発の危機に陥る……というストーリー。19日公開。
坂上忍と猿のシーザーとの共通点とは? 映画「猿の惑星:新世紀(ライジング)」公開直前イベント(1)
俳優の坂上忍さんが9月16日、東京都内で行われた映画「猿の惑星:新世紀(ライジング)」(マット・リーブス監督、19日公開)の公開直前トークイベントに、愛犬のパグゾウとともに登場。
映画は、2011年に公開された米映画「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」の続編で、高度な知能を獲得した猿のシーザーが仲間を率いて、人類への反乱を起こしてから10年後の世界を描く。森の奥地に文明を築いてさらに進化した猿たちと、絶滅の危機に瀕(ひん)した人類の生存者グループが数年ぶりに遭遇し、一触即発の危機に陥る……というストーリー。