テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」(大阪市此花区)で9月11日、11月9日まで開催される秋のイベント「ユニバーサル・サプライズ・ハロウィーン」のプレス向け発表が行われ、夕方のパークに突然ゾンビ集団が大量発生する「ストリート・ゾンビ」がお披露目された。オレンジ色の囚人服に身を包み、武器を持ったゾンビたちが、ゲスト(来場者)を追いかけ回し、パーク内からはあちこちで悲鳴が上がっていた。
「ストリート・ゾンビ」は、同期間中のうち、金~月曜と祝日の午後6時から閉園まで開催される夜のイベント「ハロウィーン・ホラー・ナイト」の一つ。今回は、凶悪で残忍な「スーパー・ゾンビ」が初登場し、斧(おの)を振り回してゲストを追いかけたり、車の上に乗って威嚇したり、奇声を発したりして、ゲストをおどかしていた。
パーク内では、身につければゾンビたちが襲いかかってくるというゾンビの目玉をモチーフにしたグッズ「ゾンビのエジキ」や、点滴の形をしたドリンク「ゾンビの血~ラズベリー~」「スーパーゾンビの血~パッションオレンジ~」などの販売も行い、「ストリート・ゾンビ」を楽しむアイテムが用意されている。また、リアルな切り傷ややけどなど本格的な特殊メークでゾンビになれる予約制のサービスもある。
「ハロウィーン・ホラー・ナイト」では、映画「チャイルド・プレイ」に登場する“殺人人形”・チャッキーをモチーフにした期間限定の新ホラーアトラクション「チャッキーのホラー・ファクトリー」など7タイトルのホラーアクションが登場する。アトラクションにより開催時間は異なり、「チャッキーのホラー・ファクトリー」は、「ハロウィーン・ホラー・ナイト」開催日の正午からオープンする。
「パレード・デ・カーニバル」 昼は仮装してパレード参加も
テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」(大阪市此花区)で12日、11月9日まで開催される秋のイベント「ユニバーサル・サプライズ・ハロウィーン」がスタートした。七つのホラーアクションが登場する一方で、昼はスヌーピーなどキャラクターが登場するパレード「パレード・デ・カーニバル」が登場する。パレードするエンターテイナーたちによって、カラフルなビーズネックレスを沿道のゲストに向かって投げたり、手渡したりしてプレゼントする演出が毎年人気を集めている。
「パレード・デ・カーニバル」は、激しくリズムを刻む音楽の生演奏に合わせて、総勢100人を超えるエンターテイナーや9台の移動式ステージが登場。小学生以下の子供向けには、安心してビーズをキャッチできるよう「キッズ・エリア」を設置したり、ビーズをキャッチできなかったら1本もらえるサービスも用意している。
パレード開催前には、パレードへの出演権をかけたイベント「スカウト・デ・カーニバル」が行われる。思う存分に仮装しアピールして選ばれると、パレードに参加することができる。この日は、エルモやクッキーモンスターなどの仮装をした人をはじめ、人気アニメ「ワンピース」の主人公・ルフィをリアルに再現している人、中には本格的な特殊メークでゾンビになっている人など、思い思いに仮装を楽しんでいた。
そのほか、パーク内では、ハロウィンの特別な衣装を着たエンターテイナーらに「トリック・オア・トリート!(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ)」と合言葉を叫ぶと、キャンディーなどさまざまなお菓子がもらえる企画「ワンダー・トリック・オア・トリート」も実施している。