マンガ「アリスと蔵六」などの今井哲也さんのSFジュブナイルマンガが原作の劇場版アニメ「ぼくらのよあけ」が10月に公開されることになり、女優の杉咲花さんが主人公で宇宙とロボットが大好きな少年・沢渡悠真の声優を務めることが7月5日、分かった。悠木碧さんが人工知能搭載の家庭用ロボット・ナナコを演じることも発表。特報第2弾も公開された。
「ぼくらのよあけ」は、2011年にマンガ誌「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載されたマンガ。2049年を舞台に宇宙とロボットが大好きな主人公の少年が、宇宙から来たという“未知なる存在”に出会い、極秘ミッションに挑む姿を描いた。
劇場版アニメでは、「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズで演出を担当した黒川智之さんが監督を務め、「交響詩篇エウレカセブン」などの佐藤大さんが脚本を手がける。「LISTENERS リスナーズ」などのpomodorosaさんがキャラクター原案・コンセプトデザイン、「はたらく細胞」などの吉田隆彦さんがキャラクターデザイン・総作画監督を担当し、NHK連続テレビ小説「わろてんか」、アニメ「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ」などの横山克さんが音楽を手がける。「ぐらんぶる」などのゼロジーがアニメを製作する。
解禁された特報第2弾では、悠真たちが宇宙から来たという“未知なる存在”に「私が宇宙に帰るのを手伝ってもらえないだろうか」と協力を依頼されるシーンが描かれている。