人気アニメ「ドラゴンボールZ」の劇場版アニメ最新作「ドラゴンボールZ 復活の『F』」(山室直儀監督・4月18日公開)が米・ハリウッドのエジプシャン・シアターで現地時間の4月11日にワールドプレミアで上映されることが明らかになった。3月30日に東京都内で行われた舞台あいさつで発表された。舞台あいさつに登場した孫悟空役の野沢雅子さんは現地に駆けつけるといい、「オラうれしいぞ! ハリウッド行ってみっか!」と孫悟空の声で喜びを表した。
舞台あいさつには、野沢さんやフリーザ役の中尾隆聖さん、100%予言が当たる予言魚役の中川翔子さんが出席した。中尾さんは「死より恐ろしい恐怖を世界中に味わわせてあげましょう」と“フリーザ様”の声でワールドプレミアへの意気込みを表現。それを聞いた中川さんが「フリーザ様の名言をまた聞けるとは!」と感動した様子で叫ぶ場面もあった。また、舞台あいさつには孫悟空とフリーザの着ぐるみが登場してにらみ合い、集まった観客を沸かせる一幕もあった。
「ドラゴンボール」は「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1984~95年に連載された人気作。コミックスは24カ国に翻訳され、発行部数は世界で2億3000万部以上を誇る。アニメは、86年にフジテレビ系でスタートし、89~96年に「ドラゴンボールZ」、96、97年に「ドラゴンボールGT」を放送し、11年間の平均視聴率は20%以上を記録している。劇場版はこれまで18作が公開されており、19作目となる今回の「ドラゴンボールZ 復活の『F』」では原作者の鳥山明さんが初めて脚本を手がけている。