人気モデルの大石参月さんと鈴木サチさんが、「潤いに満ちたすっぴん美人」を表彰する「うるおいすっぴんミューズ2015」に選ばれ、8月4日、東京都内で行われた授賞式に、すっぴんで出席し、トークショーを行った。純白のドレスに身を包んだ大石さんは、イベント後に取材に応じ「すっぴん（風の）メークもだめと言われたので、今日は（テカリを抑えるために）ティッシュを当てたくらい」と苦笑いで、「恥ずかしいですね。今まですっぴんで人前に出ることはなかった」と赤面。セクシーな白のドレス姿の鈴木さんは「自分ではメークしてるイメージで歩いたり話したりしてるんですけれど、モニターを見てびっくり！」と、笑顔で語った。

　大石さんは、肌を潤す秘訣（ひけつ）を「化粧水をめいっぱい肌に“入れて”あげること。乾燥がひどいときはオイル。自分の肌をいつも触っていると、自分で肌の状態が分かるようになる」といい、「やりすぎないで、自分のできる範囲の美容をひたすら続ける」とこだわりを語った。鈴木さんは「1分でも1秒でも、自分で毎日できることを続ける」とうなずき、「よくデコルテまでが顔の一部と言いますが、皮膚は全身につながっているんですよ。だから、私は足まで化粧水（を使って）顔と同じケアをします」と語って、会場を驚かせていた。

　授賞式には、すっぴん美人から学ぶ美肌作りの方法などを、ウェブサイトやイベントで発信している「日本すっぴん協会」の会長で美容家の岡本静香さんも登場。大石さんは、岡本さんから「誰もがすっぴん美人になりたいと思えるように」と、完全なすっぴんでイベントに出席するよう指示されたと明かしていた。

　「うるおいすっぴんミューズ2015」は、「日本すっぴん協会」が3周年を記念して選定した。「美しく潤いに満ちたすっぴんであること」「美容を楽しみ、自分にあったスキンケア方法を見つけていること」「食事や運動などライフスタイルで潤いに満ちた美しさを意識して発信していること」を基準に、20代の受賞者に大石さん、30代の受賞者に鈴木さんが選ばれた。