ティム・バートン監督が1月31日、新作映画「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」の来日記者会見を東京都内で行った。劇中のキャラクターの能力にちなみ、「監督自身が時間を巻き戻せるなら、いつごろに戻りたい?」という質問が出ると、バートン監督は「私は時間の管理、扱いがとても苦手でひどいんです。今日が何日か分かっていないくらいで……」と天才の意外な“弱点”を明かした。
続けて、「こういう私が今回時間というものを扱うということで、それを探求することは新しい経験ではあった」と語り、「私自身、何か時を戻すとか未来に行くということよりも、現在を生きることで精いっぱいなので、今一日一日を最善にいい形で過ごすことができればと思っています」と答えていた。
映画は「アリス・イン・ワンダーランド」(2010年)や「チャーリーとチョコレート工場」(05年)などで知られるバートン監督の新作で、孤独な少年と“奇妙な子供たち”との交流と冒険を描くダークファンタジー。2月3日公開。