"二股交際騒動"で話題となった俳優の塩谷瞬さんが17日、東京都内で開かれた映画「世界にひとつのプレイブック」(デビット・O・ラッセル監督)の試写会に登場した。映画のタイトルのプレイブックが"作戦図"を意味することから、今後の"作戦"を聞かれた塩谷さんは「今年は世界をまわりたい。経験や感じたことを芝居に投影したい」と海外修行のプランを明かし、「海外で撮影したい?」と質問されると「やりたいですね」と大きな夢を語った。
映画は、家や仕事、愛する人を失ったパット(ブラッドリー・クーパーさん)が、心に傷を抱えたティファニー(ジェニファー・ローレンスさん)とダンスコンテストへチャレンジすることで立ち直ろうとする姿を描く。クーパーさんは主演とともに製作総指揮も務めた。ロバート・デ・ニーロさんらも出演。今年の第85回アカデミー賞で、主演男優賞や主演女優賞など主要8部門でノミネートされている。日本では22日に公開。
イベントには、タレントで振付師のKABA.ちゃんも登壇し、10年ほど前に温泉のロケで共演経験があるという塩谷さんと劇中に登場する社交ダンスに挑戦。2人はダンスを成功させ、塩谷さんが「ドキドキでした」と胸をなでおろす一方、KABA.ちゃんは「10年前に一緒に温泉に入ってますから(息が合った)」とうれしそうに話していた。(毎日新聞デジタル)