優れたテレビドラマを表彰する「東京ドラマアウォード2018」の授賞式が10月25日、東京都内で開かれ、作品賞「連続ドラマ部門」のグランプリに田中圭さん主演の「おっさんずラブ」(テレビ朝日系、18年4~6月放送)が選ばれた。同作は、田中さんが主演男優賞、吉田鋼太郎さんが助演男優賞を受賞し、3冠となった。
「おっさんずラブ」は、女好きだけどモテない33歳独身男子・春田創一(田中さん)が、ルームシェアをすることになった25歳のイケメン後輩男子・牧凌太(林遣都さん)と、乙女心を持つ55歳の有能な部長・黒澤武蔵(吉田さん)という2人の男性に愛の告白をされ、未曽有のモテ期に突入する……という展開。2016年12月に単発ドラマとして放送。今年4月期に連続ドラマとして放送され、ネットなどで大きな話題になった。
「東京ドラマアウォード」は、「世界に見せたい日本のドラマ」をコンセプトに、優れたテレビドラマを表彰する賞で、今年で11回目。17年7月~18年6月に放送されたドラマが対象。「アンナチュラル」(TBS系)の石原さとみさんが主演女優賞、「陸王」(TBS系)の阿川佐和子さんが助演女優賞を受賞した。単発ドラマ部門の作品賞は、宮崎あおいさん主演で、葛飾北斎の娘・お栄の半生を描いた「眩(くらら)~北斎の娘~」(NHK)がグランプリに輝いた。