お笑い芸人でイラストレーターの鉄拳さんが12月15日、映画「スター・ウォーズ」シリーズの最新作「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」(ライアン・ジョンソン監督)が同日公開されたことを記念して、前作「フォースの覚醒」を振り返るパラパラマンガの動画を公開した。動画は約2分間で、「スター・ウォーズ」の世界観を、鉄拳さんの独特のタッチで再現している。
動画はストームトルーパーの一群が行進しているシーンから始まり、ヒロインのレイがBB-8に出会う場面や、ダース・ベイダーを継ごうとしているカイロ・レンと対峙(たいじ)してフォースを覚醒させるシーン、伝説のジェダイであるルーク・スカイウォーカーと出会うシーンなどが盛り込まれており、映画を振り返る内容となっている。
鉄拳さんはパラパラマンガについて「普段は1秒6枚のパラパラマンガでしたが、レイとカイロ・レンとの戦いはスローな動きにならないよう、初めて1秒12枚にしてみました。映画の場面を、そのまま模写するのではなく、自分の視点で想像しながら描きました」とこだわりを話している。また、小学生のころから同シリーズのファンであるという鉄拳さんは「僕も普通のファンなので、『スター・ウォーズ』のパラパラマンガを描いている時は楽しかったです! 『最後のジェダイ』を見るのも楽しみです」とコメントを寄せている。
「最後のジェダイ」は、新「スター・ウォーズ」3部作の第1作「フォースの覚醒」に続く新作。前作「フォースの覚醒」は、「エピソード6/ジェダイの帰還」から約30年後が舞台で、フォースを巡る新しい“家族の愛と喪失の物語”が描かれた。ルークやハン・ソロ、レイアといった旧シリーズでおなじみのキャラクターも登場して話題となった。