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　元お笑いコンビ「キングオブコメディ」の今野浩喜さんが1月26日、東京都内で行われた舞台「カサネ」の会見に登場。昨年12月26日に元相方の高橋健一被告が窃盗容疑などで逮捕され、同月29日にコンビを解散したことについて今野さんは「ご迷惑をお掛けしまして、その点は本当にすみませんでした」と謝罪。「結局、今みたいな場になってしまう。全体に、いろんな人に迷惑をかけた、それに対しての怒りはありますね。今もこんなことする場じゃないので」と語った。

　役者面での活躍が目覚ましい今野さんは今後、芸人と俳優のどちらが主軸になるのか聞かれ「自分でもわからないんですよ。ああなってから、俳優の仕事しかしてないんでね。今や喜劇役者だと思っていますね」と告白。「人の台本でやるというのは演じがいがあります。（今後は）来たものは拒まずという感じで」と語った。

　また、ビートたけしさんから今後が気になると言われていることを伝えられると、「そこに関しては、言いづらいですけど、すごくラッキー」と冗談めかし、「北野映画に出していただきたいと伝えてください」と語った。会見には主演を務めるAKB48の高城亜樹さん、遠藤雄弥さん、入山法子さん、酒井敏也さんが出席した。

　舞台「カサネ」は、不都合な事実に嘘を重ねることで依頼者の難を回避させる集団・カサネのもとを、ある日、美しい女性マジシャンが訪れる。果たして彼女の不都合な事実とは……という内容。26～31日に赤坂RED／THEATER（東京都港区）で上演される。