女優の観月ありささんが22日、自身がプロデュースする「座・ALISA」の旗揚げ公演「『12月25日、雪』~天国と地獄~」の製作発表会見に女優の松下由樹さんと共に登場。松下さんとの共演は人気ドラマ「ナースのお仕事」シリーズ(フジテレビ系)以来3年ぶりとなることに観月さんは「とても楽しみです」と話し、「誰に出演していただくか考えたときに、一番長く一緒にお芝居をさせていただいてる松下さんにお願いしたいと思いました」と起用の理由を明かした。
松下さんは「お声をかけていただいて光栄だと思う。今は(公演を)待ちわびている感じです。(ナースのお仕事では)今まで先輩、後輩のそういうイメージが強いと思いますが、今回は大人の作品になっていると思うので、新たな一面を見ていただけたら」と意気込みを語った。
今回では踊るシーンもあるといい、観月さんが「舞台の中で由樹さんには踊ってもらおうかなとと思ってまして……由樹さん踊れます?」と松下さんに問いかけると、松下さんは困った表情で「初耳なんですけど……舞台が成功するようになるべくできるように頑張ります」と話した後で、2人で顔を見合わせて笑う一幕も。長年の共演が生んだ仲の良さをうかがわせた。
「『12月25日、雪』~天国と地獄~」は、作曲家のジャック・オッフェンバックが手がけた喜歌劇「天国と地獄」のオペレッタが原作を日本のクリスマスに起こった悲喜劇にアレンジ。朗読と歌、ダンスを絡めて、展開する新しいエンターテインメント作品で、「A.B.C-Z」の五関晃一さんが出演、振り付けも担当する。12月11~13日に天王洲銀河劇場(東京都品川区)、同月20、21日にサンケイホールブリーゼ(大阪市北区)で上演される。