毒舌の中年テディベアを主人公にした米映画「テッド」でヒットを博したセス・マクファーレン監督の最新作「荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~」(10月10日公開)の予告編が8月21日、公開された。予告編には「テッド」の日本語吹き替えを担当したお笑いタレントの有吉弘行さんも再びテッド役で登場し、マクファーレン監督と“毒舌”トークを繰り広げている。
有吉さんは同映画について「『テッド』とは違うんだろう。下ネタやマニアックなギャグはない緊張感のある西部劇だと思った自分が恥ずかしい。下品な映画じゃねえかよ!」と愛のこもったコメントを寄せ、さらに「もし西部劇の世界で暮らすことになったら何を持って行きたいか」を聞かれると「タイムマシーン(すぐ帰ってきたいです)」と話している。
映画は1882年の西部開拓時代のアリゾナを舞台に、羊飼い・アルバート(マクファーレンさん)の地味でさえない生き様を描く。都会に憧れながらもさえない毎日を過ごすアルバートだったが、超一流の射撃の腕を持つミステリアスな美女・アナ(シャーリーズ・セロンさん)が町に現れる。やがてアナと急接近し、恋に落ちたアルバートだったが、時を同じくして西部最悪の大悪党・クリンチ(リーアム・ニーソンさん)が町に乗り込み、アナに近づいたアルバートをなぜか殺そうとする……というストーリー。
公開された予告編では、特別出演として映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」で西部時代にタイムスリップしてきたドク(クリストファー・ロイドさん)も登場している。