俳優の中井貴一さん主演、北川景子さん、松山ケンイチさんらも出演する映画「大河への道」(中西健二監督、5月20日公開)のメーキング映像が公開された。豪華俳優陣による軽快な掛け合いを収めた映像となっている。
解禁となった映像は、観光課の課長・小林永美(北川さん)が総務課の主任・池本保治(中井さん)を“伊能忠敬”を題材にした大河ドラマ開発プロジェクトのリーダーに指名するシーンで、カットがかかるやいなや、池本と部下の木下浩章(松山さん)に思わず噴き出してしまった北川さんの姿をとらえている。
さらに、その掛け合いは時代劇パートにおいても健在で、伊能隊の測量を支援する高橋景保(中井さん)と高橋の腹心の又吉(松山さん)、そして、伊能のかつての妻・エイ(北川さん)が伊能のお墓に手を合わせている場面では、中井さんが松山さんの肘に手を勢いよくぶつけてしまい、思わず素のリアクションをしてしまった2人の和気あいあいとした様子も映し出されている。
映画は、落語家・立川志の輔さんの新作落語「大河への道―伊能忠敬物語―」が原作。大河ドラマにまつわる現代の喜劇と、200年前の日本地図の完成に隠されたミステリーという二つのドラマで構成される。千葉県香取市では地元を盛り上げるべく、郷土の偉人・伊能忠敬を主役にした大河ドラマのプロジェクトが進む。しかし、1821年に初の日本地図を完成させたのは、伊能忠敬ではなかったという驚くべき新事実が発見される。そこには涙なしには語れない秘密の物語が隠されていた……というストーリー。