元「Foorin(フーリン)」で、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」で話題の子役・新津ちせさんの初主演映画「駅までの道をおしえて」(2019年10公開)が2月17日から韓国で劇場公開されることになり、新津さんのコメント動画が14日、公開された。
伊集院静原作の同名小説「駅までの道をおしえて」(講談社文庫)が原作で、愛犬の帰りを待ち続ける少女と先立った息子との再会を願う老人という、ひとりぼっちの2人が出会い、大事な何か探す旅に出る……という感動作。一般公募で集まった200人超の候補者の中から、オーディションで当時小学1年生だった新津さんが主人公サヤカに抜てきされた。撮影は約1年半という長い時間をかけて季節を追いながら実施。時系列でじっくり撮影するという近年の日本映画には珍しいスタイルで撮影され、少女の成長がリアルタイムに感じられる作品となった。
主人公サヤカと出会い、心を通わせることになる孤独な老人・フセ役を笈田ヨシさんが演じたほか、サヤカの両親役で坂井真紀さんと滝藤賢一さん、近所で暮らす伯父夫婦役でマキタスポーツさんと羽田美智子さん、祖父母役で塩見三省さんと市毛良枝さん、10年後のサヤカ役で有村架純さんらが出演。韓国では30館以上の劇場で公開される。