俳優の溝端淳平さん主演の映画「破裏拳(はりけん)ポリマー」(坂本浩一監督、2017年5月公開)の特報映像が12月1日、公開された。主人公・鎧武士が、跳び蹴りを繰り出すなどアクションシーンが描かれている。溝端さんが“ポリマースーツ”に身を包んだポスターも公開された。
溝端さんがアクションに挑戦するのは初めてで「スーツは顔が見えているので、変身後も自分が実際に体当たりでアクションをしているシーンも多いです。勧善懲悪ではない作品が多い中、本当に正義とは何かっていうことを、普遍的に真っすぐ描いている作品だと思います」とコメント。また「主人公の鎧武士は普段はいい加減で頼りないですが、ここぞという時は悪に立ち向かい、根っこには真っすぐな正義感のある男です。ちょっと昭和な香りがする、今時珍しいくらい良い意味で格好いい人物像かなと思っています」と話している。
「破裏拳ポリマー」は、「ガッチャマン」「タイムボカン」シリーズなどを生み出した創立55周年を迎えるタツノコプロによるアニメで、1974年10月~75年3月に放送。元ストリートファイターの探偵で奥義“破裏拳”を操る鎧武士が悪と戦う姿を描かれた。実写映画は、溝端さんのほか、原幹恵さんが謎の美女・稗田玲を演じるほか、山田裕貴さん、柳ゆり菜さんらが出演する。「仮面ライダーW」や「仮面ライダーフォーゼ」などの坂本浩一さんが監督を務める。