スーパー戦隊シリーズの新作「王様戦隊キングオージャー」(テレビ朝日系、日曜午前9時半)で、“ブルー”トンボオージャー/ヤンマ・ガストを演じる渡辺碧斗さん。今回、スーパー戦隊のオーディションを受けるのは「4回目」だったという。諦めなかった挑戦の背景には、幼い頃から憧れだったというスーパー戦隊への思い、そして前作「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」(2022~23年)に出演していたライバルであり、友人の存在があった。渡辺さんに話を聞いた。
◇スーパー戦隊シリーズを見て育つ 「初恋はデカイエロー」
「王様戦隊キングオージャー」はスーパー戦隊シリーズの第47作。チキューを治める各国の王たちが戦士となり、昆虫型機械生命体「シュゴッド」と共に、平和を脅かす地帝国・バグナラクと戦う物語。
渡辺さん演じるヤンマ・ガストは、テクノロジーの国「ンコソパ」の国王。スラム街の生まれながら、優れたPCスキルで成り上がった。「テッペンをとる」ヤンキー精神で突っ走ってきたため、「総長」と呼ばれることも多い。トンボオージャーに「王鎧武装」して戦う。