女優の竹内結子さんと橋本愛さんが10月25日、東京都内で、「第28回東京国際映画祭(TIFF)」のコンペティション部門に出品されている主演ホラー映画「残穢(ざんえ)-住んではいけない部屋-」(中村義洋監督)の会見に登場。怖がりだと言う竹内さんは信頼する中村監督との5度目のタッグにして初めて「何で受けちゃったんだろう」と出演を後悔したことを明かし、橋本さんは、中村監督の「アヒルと鴨のコインロッカー」が大好きで「いつかご一緒したいと思っていました」と語った。
映画は、第26回山本周五郎賞を受賞した小野不由美さんの小説「残穢」が原作。ミステリー小説家である「私」(竹内さん)のもとに、女子大生の久保さん(橋本愛さん)という読者から「今住んでいる部屋で、奇妙な音がする」という手紙が届くことから物語は始まる。好奇心に誘われて調査を開始した2人は、過去にマンションに住んでいた人たちが、自殺や心中、殺人など、数々の事件を引き起こしていたことを知る。さらに調べを進めていくと、驚がくの真実が明らかになり……というストーリー。2016年1月30日から公開。