女優の木村文乃さんが主演したWOWOWの連続ドラマ「殺人分析班」シリーズのスピンオフドラマ「悪の波動 殺人分析班スピンオフ」の劇中カットが7月8日、公開された。スピンオフは、俳優の古川雄輝さん演じる八木沼雅人が殺人鬼トレミーになるまでを描く。劇中カットには、黒ずくめの八木沼雅人が暗い表情を浮かべる姿が収められている。公式サイトでは特報も公開された。
「殺人分析班」シリーズは、麻見和史さんの原作を基に、2015年「石の繭」、2016年「水晶の鼓動」と過去に2回、WOWOWオリジナルドラマとして映像化した警視庁捜査1課の犯罪捜査を描く本格クライムサスペンス。捜査1課の刑事となった如月塔子(木村さん)が、相棒であり上司の鷹野秀昭(青木崇高さん)をはじめとする捜査1課のメンバーとさまざまな猟奇殺人事件に立ち向かう姿を描いた。
殺人鬼トレミーこと八木沼雅人は、モルタルで体を固めて殺すという手口が衝撃的だった同シリーズのアイコン的キャラクター。シリーズ1作目「石の繭」では塔子らを脅かし、2作目「水晶の鼓動」では、塔子ら警察のピンチを救い、トレミーはシリーズで人気のキャラクターとなった。今回のスピンオフでは、「石の繭」事件の直前にスポットを当て、ある殺人事件をきっかけに、八木沼がトレミーへと変貌を遂げる姿を描く。
WOWOWプライムで10月から連続ドラマとして放送。