俳優の神木隆之介さんが主演を務める映画「大名倒産」(前田哲監督、6月23日公開)の本編映像が6月18日、公開された。神木さん演じる小四郎と父・一狐斎(佐藤浩市さん)が、藩の借金返済をめぐって対峙(たいじ)するというシーン。
映画は、ベストセラー作家・浅田次郎さんの傑作時代小説「大名倒産」(文春文庫)が原作。ひょんなことから越後丹生山藩・第十三代藩主となる青年・松平小四郎(神木さん)。庶民から一国の殿様へと、まさにシンデレラストーリーかと思ったのもつかの間、実は25万両、現在の価値で借金約100億を抱える、ワケあり藩だった。いきなり藩の命運を託された小四郎……というストーリー。