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 “世界一の美女”を決めるコンテスト「2017ミス・ユニバース」の日本代表の最終選考会が7月4日、東京・ホテル椿山荘東京(東京都文京区)で行われ、ファイナリスト47人の中から、千葉県出身の阿部桃子さん(22)が日本代表に輝いた。 阿部さんはテレビリポーターの阿部祐二さんの長女。

 阿部さんは「ミス・ユニバースになった阿部桃子と申します。ファイナリストのお陰でここに立っています。私のスタート地点ではありますが、ファイナリスト全員が強い気持ちを持っています。世界大会にも強い気持ちを持っていきたいです」と力強く語った。

 阿部さんは千葉県県出身。身長175センチ。バスト81センチ、ウエスト60センチ、ヒップ84センチ。同コンテストの公式サイトに掲載されたインタビューで「プロゴルファーである母の影響で、6歳からゴルフを始めました。2015年7月に行われた『大東建託 いい部屋ネットレディース』に、アマチュアとして出場した」と明かしており、将来の夢は「16年間続けているゴルフを生かし、ゴルフスクールを開きたい」と語っている。

 2位は愛媛県出身の医師・福岡佳奈子さん(26)、3位は東京都出身の視能訓練士・小柴綾香さん(24)、4位は長野県出身のプロパフォーマーの小西夏生さん(24)だった。

 「ミス・ユニバース」は1952年に始まった世界で最も歴史あるコンテストで、80カ国を超える国々の代表が集まる。日本代表は、2007年に森理世さんが世界大会で優勝したほか、06年に知花くららさんが世界大会で2位を獲得。15年に宮本エリアナさんがトップ10位入りした。また06年に知花さんがナショナル・コスチューム審査の最優秀賞を受賞した。

 日本代表を選出する「ミス・ユニバース・ジャパン」は、「世界一の美女」を目指す日本女性を選出してプロデュースし成長プロセスを追う美の祭典。今年のファイナリストは、16年秋に全国47都道府県で開催された地方大会を勝ち抜いた各地区の代表で、18~27歳の計47人で、6月20日から2週間にわたり、トレーニング合宿「ビューティー・キャンプ」を行っていた。

 この日の最終選考会では、オープニングのスピーチ審査で46人から26人に、水着姿でのダンス審査でさらに13人に絞られたファイナリストたちがドレスやスピーチ審査などに臨み、17年の日本代表「ミス・ユニバース・ジャパン」が選ばれた。司会はモデルの押切もえさん、俳優の高橋克典さんが務めた。阿部さんは、今年夏以降に開催される「第66回ミス・ユニバース世界大会」に出場する予定。

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