アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバーの生駒里奈さんが10月23日、東京都内で行われた主演舞台「暁のヨナ~緋色の宿命編~」の制作発表会見にダブル主演を務める「DISH//」の矢部昌暉さんとともに登場した。
主人公の亡国の姫・ヨナを演じる生駒さんは、乃木坂46のメンバーに舞台を見に来てほしいかと聞かれると、生駒さんは「年末のお仕事が始まる時期でもあるので、体を休めるのを優先してもらい、時間があったら見に来てほしい」と、メンバー思いの顔をのぞかせた。さらに卒業を発表している若月佑美さんが同時期に主演舞台を控えていることについては、「お互いに違うところで頑張れていて、切磋琢磨(せっさたくま)できる存在。LINEで『お互い頑張ろう』というやりとりもしていて、頑張っているのを感じながらやれるのはうれしい」と笑顔を見せていた。
舞台は、少女マンガ誌「花とゆめ」(白泉社)で連載中の草凪みずほさんのマンガ「暁のヨナ」が原作。天界から下った龍により建国されたという高華王国(こうかおうこく)を舞台に、王位を狙う従兄の謀反で父王を殺された王女・ヨナが、幼なじみで護衛役のハクとともに流浪の旅をしながら、運命に立ち向かっていく姿を描いている。2014年にテレビアニメが放送されたほか、16年には新垣里沙さん主演で舞台が上演された。
EXシアター六本木(東京都港区)で11月15~25日(19日は休演)まで全14公演を上演。全席指定で特典付きの「暁シート」が1万800円、一般席が7800円。