セガゲームスの東京オリンピック公式スポーツゲーム「東京2020オリンピック The Official Video Game」のCM発表会が7月23日に東京都内で行われ、今年1月に現役引退した元・女子レスリング選手の吉田沙保里さんが出席した。本作のアンバサダーに就任した吉田さんは、ゲーム内にもアバターとして登場。「ゲームに登場すること自体が、初めての経験。ぜひ倒してほしいなと思っています。倒されたくないですけど、吉田沙保里を倒すチャンスだと思って、倒してみてください」と笑顔でアピールした。
世界的に人気の競技15種目以上を収録し、本格的なスポーツアクションを楽しめる本ゲーム。ゲーム内では、オリンピックスタジアムをはじめとした実際の競技会場をリアルに再現。自らの分身となるアバターを作成し、プレーキャラクターとして操作できる。また、実際のトップアスリートたちが期間限定でゲーム内に対戦相手として登場する企画もあり、山縣亮太選手、ケンブリッジ飛鳥選手、福原愛選手らそうそうたる顔ぶれが、そっくりのアバターとなってお目見えするという。
この日はステージ上で実際にゲームをプレーした吉田さん。卓球にチャレンジするとあっという間に勝利を収め、「本番に強いんです」とにっこり。「久しぶりに、みんなに見られながら戦う感覚を味わいました。勝ったときの拍手が何よりうれしい」と語っていたが、セガゲームスの里見治紀会長は「(相手が)1点も取れなかった」と驚きの表情。吉田さんは「強すぎちゃいましたかね」とゲームでも最強ぶりを発揮していた。
東京オリンピック公式スポーツゲーム「東京2020オリンピック The Official Video Game」はPS4とニンテンドースイッチで、7月24日発売。4990円(税抜き)。