女優の上戸彩さんが7月15日、森アーツセンターギャラリー(東京都港区)で、16日からスタートする展覧会「特別展アリス-へんてこりん、へんてこりんな世界-」のオープニングイベントに出席した。上戸さんは同展の音声ガイドを担当。音声ガイドは初めての経験で、聞きながら展覧会を見たといい、「自分の声に聞こえなくて、いい声だなと思いました」と自画自賛。「自分の声に聞こえてしまうと、恥ずかしかったり、違う意識が出ちゃう。自分の声に聞こえなかったので良かったです」とほほ笑んだ。
収録にあたっては「斎藤工君が、別の作品の音声ガイドをされているのをテレビで見て、『いいお仕事だな』『工君の声を耳元で聞きたいな』と思った。私がやるにあたって、そう感じてくださる方がいたらいいな、という思いでやりたいと思いました」と明かした。
「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」にまつわる約300点の作品や資料を展示する。ジョン・テニエルの挿絵から、ディズニーのアニメーションセル、ティム・バートン監督による映画「アリス・イン・ワンダーランド」、アリスに影響を受けたサルバドール・ダリや芸術家・草間彌生さんの作品、バレエの舞台衣装、デザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッドさんのファッションなど、アリスにまつわる約300点の展示品が一堂に会する。原作の世界観に没入できるという遊び心あふれる演出も特徴。
同所で10月10日まで。大阪・阿倍野の「あべのハルカス美術館」で12月10日~2023年3月5日。