米劇場版アニメ「ボス・ベイビー」(トム・マクグラス監督、3月21日公開)の特別映像が公開された。映像では、声優の宮野真守さんが演じるエルビス・プレスリーに扮(ふん)した男たちがキレの良い動きでチケットを差し出し、飛行機の搭乗口へと入っていく姿を収録。宮野さんは、「ハーッ!」などと声を上げてチケットを出すエルビス風の男たちをコミカルに演じている。
「ボス・ベイビー」は、見た目は可愛い赤ちゃんなのに中身はおっさんというボス・ベイビーが主人公のコメディー。宮野さんは、ボス・ベイビーに振り回される7歳の兄・ティムが大人になった姿を演じるとともに、劇中で何十人も登場するというエルビス風の男たちを全て演じている。
宮野さんは「エルビス・プレスリーの大ファンの、エルビス・プレスリーに扮した男たちがたくさん登場します。その全てを、僕が演じています(笑い)。しかも、監督サイドからの『実際のエルビスは、実はこうだった』という演出のもと、あのしゃべり方になりました。出演シーンを見させていただきましたが……自分でも爆笑してしまいました(笑い)。ぜひ、皆様にも思いっきり楽しんでほしいです!」とコメントを寄せている。
「ボス・ベイビー」は、映画「怪盗グルー」シリーズや「ペット」などを手掛けたユニバーサル・スタジオと、「シュレック」などを手掛けたドリームワークス・アニメーションが初めてタッグを組んだ作品。全世界で約540億円の興行収入を上げており、2作目の製作が決定している。7歳の少年・ティムの元に、見た目は可愛い赤ちゃんなのに中身はおっさんというボス・ベイビーがやってくる。ティムの弟として迎え入れられたボス・ベイビーだったが、彼にはある秘密の任務があった……というストーリー。
日本語吹き替え版では、俳優のムロツヨシさんがボス・ベイビー、女優の芳根京子さんが7歳のティムの声優を担当するほか、山寺宏一さんも出演する。