元プロ野球投手として活躍した工藤公康さんの長男で、連続ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」(TBS系)に青島製作所野球部のエースピッチャー役で出演した俳優の工藤阿須加さんが7月28日、東京ドーム(東京都文京区)で行われた「第85回 都市対抗野球大会」の準決勝第1試合の始球式に登場。ドラマで演じた沖原和也のユニホーム姿の工藤さんが登場すると、集まった観客からは大歓声が起こり、見事ストレート119キロでストライクを決め、球場を盛り上げた。
「ルーズヴェルト・ゲーム」は、4~6月に放送されたドラマ。原作は大ヒットドラマ「半沢直樹」と同じ池井戸潤さんの小説で、制作陣が再結集。タイトルの「ルーズヴェルト・ゲーム」とは「奇跡の逆転劇」を意味し、野球を愛した第32代米大統領フランクリン・ルーズベルトの「野球で一番面白いゲームスコアは8対7だ」という言葉に由来しており、中堅精密機器メーカー、青島製作所の存亡と同社の名門社会人野球部の廃部を懸けた攻防が描かれた。豪華映像集を収録したドラマのDVDボックス、BDボックスは、10月10日発売。