9月7日にスタートする特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの最新作「仮面ライダーゼッツ」(テレビ朝日系、日曜午前9時)の会見が8月7日、六本木ヒルズアリーナ(東京都港区)で行われ、警視庁公安部怪事課・南雲なすかを小貫莉奈さんが演じることが発表された。
小貫さんは2001年5月29日生まれの24歳。茨城県出身。芸能事務所「エイジアプロモーション」所属。3作前の「仮面ライダーギーツ」(2022~23年)にも仮面ライダーロポ/我那覇冴(がなは・さえ)役で出演していた。
演じる南雲なすかは、警視庁公安部怪事課所属の警部補。「とても優秀でキャリア組のエリート。(三嶋健太さん演じる)富士見(鉄也)課長と行動を共にすることが多いんです。課長となすかは警部補と同じ階級なので、2人の関係性にも注目してください」と紹介。また、「具体的には言えないのですが“蹴り”にも注目してほしいです」とアピールした。
なすかが変身することは発表されていないが、“蹴り”についてMCの宮島咲良さんから「ライダーだけに……?」とツッコまれると、「いやぁ……普段は全然蹴ってないですよ(笑)?」とにごしていた。
また同作の脚本は、「仮面ライダーギーツ」も手掛けていた高橋悠也さんであることから「また高橋さんの本を演じることができる喜びをかみしめていて……毎回台本を受け取るのが楽しみなんです。次の展開が早く見たいストーリー。でも、(途中で)退場してしまわないかな……という不安はどこかにあって、その怖さはあります」と話し、会場を笑わせていた。
会見には、仮面ライダーゼッツ/万津莫役の今井竜太郎さんをはじめ、ヒロイン・ねむ役の堀口真帆さん、警視庁公安部怪事課課長・富士見鉄也役の三嶋健太さん、莫の妹の万津美浪役の八木美樹さん、謎の男ノクス役の古川雄輝さんも登壇した。
「仮面ライダーゼッツ」は、“令和仮面ライダー”の第7作。主人公の仮面ライダーゼッツ/万津莫は、人の夢に潜入してミッションを遂行するエージェント。仮面ライダー史上初の腰ではなく胸に巻く変身ベルトも話題となっている。