「劇団EXILE」の八木将康さんが7月4日、東京都内で行われた松井愛莉さんの初主演映画「癒しのこころみ~自分を好きになる方法~」(篠原哲雄監督、公開中)の公開記念舞台あいさつに登場した。同作で共演した女優の橋本マナミさんが、2日に男児を出産したことを発表したことから、八木さんは「僕も今年子供が生まれたので、なんかちょっと近しい気持ちというか、うれしいものを感じますね」と喜んだ。
八木さんは同作で、頭部にデッドボールを受けたことがトラウマとなり、戦力外通告を受けた元プロ野球選手の碓氷隼人(八木将康)を演じた。野球の経験がある八木さんは、元プロ野球選手という役柄に「『やっと来たか』という感じですね。(撮影の)3カ月くらい前からトレーニングを始めて体を作ってきましたからね」と話したものの、「トレーニングで作った体は今も保たれているのか」と聞かれると「ちょっと保たれていないですね……」と答え、笑いを誘った。舞台あいさつには、松井さん、篠原監督も出席した。
映画は、ここ数年で急増し、人気職業の一つとなっているセラピストをめぐる「ありがとう」を描いた物語。仕事との激務で心が折れてしまった主人公・一之瀬里奈(松井さん)が、偶然有名セラピストの鈴木カレン(藤原紀香さん)と出会い、感銘を受けたことでセラピストの道へ。セラピストという仕事を通じて、里奈が成長していく姿や周囲の人の心と体を癒やしていく様子を描いている。