劇場版アニメ「プロメア」(今石洋之監督)と「ゲキ×シネ」の「髑髏城の七人season風」のコラボ上映イベントが10月21日、東京都内で行われ、「プロメア」でヒロイン、アイナ・アルデビットの声優を務めた佐倉綾音さん、両作の脚本を手がけた中島かずきさんが登場した。「プロメア」は、「第92回アカデミー賞」の長編アニメ映画部門にエントリーしており、佐倉さんは「(作品がノミネートされたら)私もアメリカ行きたいです。今年か来年には、仕事で、人のお金で海外に行きたいです。『プロメア』で海外に行きたい。これ、ニュースの見出しにしてください」と笑顔でアピールした。
イベントでは、アフレコ現場についても語られ、佐倉さんは「普段の現場では使われないような、裏返った声もそのまま生々しく使われる」と明かし、「役者としては、その時しか出ない音なので、使ってもらえると、一生の思い出になる。いい意味でも、悪い意味でも爪痕だと思っている。ひっかき傷みたいな」と振り返った。
「プロメア」は、人気アニメ「天元突破グレンラガン」「キルラキル」などの今石さんが監督を務め、中島さんが脚本を担当した劇場版アニメ。炎を操る人種バーニッシュによって世界の半分が焼失した世界を舞台に、高機動救命消防隊バーニングレスキューの新人隊員ガロの活躍を描いている。声優として松山ケンイチさん、早乙女太一さん、堺雅人さん、佐倉さんらが出演。5月24日に公開され、異例のロングランが続いている。