人気SF映画「トランスフォーマー」シリーズの新作「トランスフォーマー/最後の騎士王」(マイケル・ベイ監督、8月4日公開)の日本版予告編が7日、公開された。怪獣映画「ゴジラ」に出てくる怪獣「キングギドラ」を彷彿(ほうふつ)させる“三つ首”のダイナボット(恐竜型のトランスフォーマー)も登場し、大きな翼を広げて空を飛ぶ姿や口から火を吹く姿を見せている。
予告編には、マーク・ウォールバーグさん演じる主人公のケイドやアンソニー・ホプキンスさん演じるバートン卿、バートン卿の側近と思われる「コグマン」などが登場。敵の洗脳により悪と化したオプティマスプライム/ダーク・オプティマスが、「我々の星を救うため全ての人間を滅ぼす」と恐怖の宣言をし、バンブルビーに襲いかかるなど、トランスフォーマー同士の死闘が大迫力で映し出される。
トランスフォーマーシリーズは、変形ロボット玩具から生まれたSF映画。車やヘリなどに形状を変化できる金属生命体や人間たちの戦いを描き、全世界のシリーズ累計興行収入は約3800億円を誇る。
最新作「最後の騎士王」は、前作「ロストエイジ」の続編で、アーサー王の伝説から第2次世界大戦まで、太古の昔からトランスフォーマーたちが人類史に関わりを持っていたという設定。人類を滅ぼそうとする破壊者に変貌を遂げたオプティマスとバンブルビーたちとの戦いが描かれるほか、「トランスフォーマーたちがなぜ地球にやってくるのか」という謎も描く。