女優の川栄李奈さんが日本語吹き替え版で声優を務める劇場版アニメ「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」(トラビス・ナイト監督)のアフレコ映像が11月7日、公開された。川栄さんは、恐ろしい風貌と迫力で主人公らを襲う“闇の姉妹”役で、映像では「攻殻機動隊」シリーズの草薙素子役などで知られるベテラン声優・田中敦子さん演じる“サル”との一騎打ちを繰り広げると、「腰抜けが!」と迫力満点のせりふ回しも披露している。
映像にはインタビューを収録され、川栄さんは「普段からアニメーション映画が好きでよく見ていたので、オファーをもらったときはうれしかったです」とにっこり。今回、悪役の“闇の姉妹”を演じるにあたり、川栄さんは「家でめちゃくちゃ練習しました」といい、声のお芝居はあまり経験がないのですごく緊張しましたね」「楽しかったです。自分の声がどうなっているのか、不安な部分もありますが」とアフレコを振り返っている。
「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」は、「ティム・バートンのコープスブライド」「コララインとボタンの魔女」などのスタジオライカが日本を舞台に描くストップモーションアニメ。闇の力によって家族を亡くし、三味線の音色で折り紙を操るという不思議な力を持つ少年・クボが、サルやクワガタを仲間にし、家族の敵を討とうとする……というストーリー。
日本語吹き替え版は、主人公・クボ役を矢島晶子さん、クボの仲間となるクワガタ役を「電気グルーヴ」で俳優のピエール瀧さん、月の帝役を羽佐間道夫さんが演じ、18日に公開される。