ディズニー/ピクサーの劇場版アニメ「トイ・ストーリー」シリーズの最新作「トイ・ストーリー4」(ジョシュ・クーリー監督、7月12日公開)の日本語吹き替え版に声優として森川智之さん、竹内順子さんが出演することが5月9日、明らかになった。森川さんは新キャラクターで、バイクスタントのおもちゃデューク・カブーン、竹内さんはシリーズ2作目以来再登場するボー・ピープの相棒で、シリーズ最小のおもちゃである婦人警官ギグルをそれぞれ演じる。日本版予告編とビジュアルも公開された。
森川さんが演じるデューク・カブーンは、オリジナル版ではキアヌ・リーブスさんが声を担当している。映画「マトリックス」シリーズをはじめ、多くの作品でリーブスさんの吹き替えを担当してきた森川さんは「人気作品『トイ・ストーリー』シリーズに日本版声優として参加できることになり、とてもうれしく光栄に思います。デューク・カブーンは、スタントマンのヒーローのおもちゃで、とても強烈な個性を放っております。早く皆さんに見てもらいたいです!」とコメントを寄せている。
竹内さんは「ギグルはとてもとても小さく、お人形のボーの肩にちょこんと乗っているのが印象的です。小さいのでマスコット的存在なのかと思いきや、ボーとは相棒のような関係です。どうぞ劇場でお楽しみください!」とアピールした。このほか、日本語吹き替え版の声優陣のコメントも公開された。
予告編には、主人公ウッディやバズ・ライトイヤー、ボー・ピープ、レックス、ポテドヘッド夫妻、スリンキー、ハムなどおなじみのおもちゃたちのほか、自分をゴミだと思っている手作りおもちゃフォーキー、ダッキー&バニーという新たなおもちゃたちが登場。フォーキーが逃げ出したことでウッディたちの新たな冒険が始まり、新しいおもちゃたちとの出会いや、ボー・ピープとの運命的な再会の様子が収められている。
「トイ・ストーリー」は、ディズニー/ピクサー初の長編アニメとして1作目が1995年に製作された。少年アンディのおもちゃたちが、人間の見ていないところで動き回り、大冒険するというストーリーと、ウッディやバズ・ライトイヤーといったおもちゃたちが生き生きと動くフルCGが話題になり、世界的に大ヒット。99年に第2弾、2010年に第3弾が製作された。最新作の日本語吹き替え版では、ウッディとバズ・ライトイヤーの声優を、唐沢寿明さんと所ジョージさんが続投する。