人気アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズの劇場版新作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」(庵野秀明総監督)と「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」(同)をバージョンアップした「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.333」の連結上映、舞台あいさつが6月27日、新宿バルト9(東京都新宿区)で開催され、真希波・マリ・イラストリアス役の坂本真綾さん、葛城ミサト役の三石琴乃さんらが登場した。坂本さんはマリについて「マリは謎が多く、私も分かっていないことがあります。庵野さんからヒントをいただきましたが、何となく理解しているところで止まっているところもあります。庵野さんに聞いたことをどこまで言っていいのか分からなくて。庵野さんの許可を取らないと」と語った。
三石さんは「いいですよ! 庵野さんは何を言おうが、いいよ!と言ってくれる」と坂本さんに“秘密”をしゃべらせようとしたが、坂本さんは「絶対言えないです。墓場まで持っていこうと思っています。怖いものを手渡されている」と明かさなかった。
舞台あいさつには、関智一さん、岩永哲哉さん、岩男潤子さん、長沢美樹さん、沢城みゆきさん、勝杏里さんも登壇した。
「エヴァンゲリオン」は第3新東京市を舞台に、主人公・碇シンジたちが人型決戦兵器エヴァンゲリオンで、謎の敵“使徒”と戦う……というストーリー。テレビアニメや劇場版アニメが制作され、社会現象を巻き起こした。1995~96年にテレビシリーズ「新世紀エヴァンゲリオン」が放送され、その後、劇場版が公開された。「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は3月8日に公開され、興行収入が約95億円を記録するなど大ヒットしている。