映画「ロッキー」シリーズの最新作となる「クリード チャンプを継ぐ男」(ライアン・クーグラー監督)の特別映像が12月25日、公開された。特別映像は、シルベスター・スタローンさん演じるロッキー・バルボアが、親友にしてライバルであるアポロの息子アドニス・ジョンソン(マイケル・B。ジョーダンさん)との出会いのシーンが収められている。
ロッキーが経営するレストランに飾ってある写真を見ながら「最初の世界戦第10ラウンド」とつぶやくアドニスに「よくわかったな」と声をかけるロッキー。「アポロとは3回目の対戦があったと聞いた。本当?」と話すアドニスに歩み寄り、「誰に聞いた?」と問いかける。それを無視して「勝者は?」と質問を続けるアドニスに「秘密だ。君の名前は?」と尋ねるが、アドニスは「ドニー」と偽名で答え、「コーチしてくれ」と頼むがロッキーにはあっさりと断られる。ロッキーとアポロの思い出を話し続けるアドニスは、意を決してアポロの息子だということを告白する……という内容。
アドニスを演じたジョーダンさんは、このシーンについて「ロッキーはアポロの親友だったので、自分が経験していることを理解できる唯一の人物かもしれない、そして、ボクサーとしてアポロの経緯からも、その息子を喜んで鍛えてくれるのではないかと思うんだよ」とコメントしている。
「クリード チャンプを継ぐ男」は、ジョンソンはボクシングのヘビー級チャンピオンだったアポロ・クリードの息子だが、アドニスが生まれる前に死んでしまったため、父について詳しくは知らなかった。アドニスにはボクシングの才能があり、父がロッキーと死闘を繰り広げたフィラデルフィアへと向かう。そこでアドニスはロッキーを捜し出し、自分のトレーナーになってくれるよう依頼し……というストーリー。公開中。