劇場版アニメ「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」(8月18日公開)の予告編と特報が4月14日、公開された。予告編、特報では、広瀬すずさん演じるクラスのアイドル・なずなと、菅田将暉さん演じるなずなに思いを寄せるクラスメート・典道の学校やプールなどでのシーンや、典道の「この世界で、俺はお前といたい!」という印象的なせりふなどが収められている。また、花火が打ち上げられる中、海辺を歩きながら振り返るなずなと典道の姿が描かれたポスタービジュアルも公開された。
同アニメは、1993年に制作された岩井俊二監督のテレビドラマ作品が原作で、現代的な要素を加え、長編ならではのラブストーリーに仕上げている。とある海辺の町が舞台で、クラスメートたちが花火大会を前に「打ち上げ花火は横から見たら丸いのか?」と盛り上がる中、クラスのアイドル・なずなに思いを寄せる典道は、時間が巻き戻る不思議な体験の中で、なずなから「かけおち」に誘われるが……というストーリー。脚本は「モテキ」や「バクマン。」などの大根仁さんが担当。テレビアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」や「<物語>シリーズ」の新房昭之さんが総監督、「シャフト」が製作を担当する。
予告編と特報では、ドラマでも使用された主題歌「Forever Friends」が流れ、なずなの水着姿や浴衣姿などの夏らしい場面が映し出されている。予告編では、典道となずなの掛け合いや、宮野真守さん演じる典道の恋敵・祐介の「そんな世界、あるわけねぇだろ」といったせりふもあり、最後は典道の「この世界で、俺はお前といたい!」という印象的なせりふで締めくくられている。