次世代俳優を発掘するオーディション「ホリプロ ネクスト Produced by 美男子図鑑」の決選大会が3月19日、東京都内で行われ、埼玉県出身の石原颯也(いしはら・そうや)さん(12)が初代グランプリに輝いた。
石原さんは、2009年9月25日生まれの小学6年生で、身長168センチ。 同オーディションは、女優の二階堂ふみさんや桜井日奈子さんらを輩出した地域密着型メディア「美少女図鑑」の姉妹プロジェクト「美男子図鑑」と「ホリプロ」がタッグを組み開催。「美男子図鑑」とは、美少女図鑑による次世代の“美男子”を輩出するためのプロジェクトという。グランプリ受賞者は、ホリプロとの専属契約のほか、女性ファッション誌「Ray(レイ)」(主婦の友社)掲載権や男性ファッション誌「Men’s Popteen」(角川春樹事務所)掲載権が贈られる。
決選大会には、応募総数5000人以上から書類審査、対面審査、配信審査、合宿審査を通過したファイナリスト8人が出場。特技披露、演技審査、ダンスによる最終審査に挑んだ。モデルで女優の佐野ひなこさんらが審査員、お笑いコンビ「スピードワゴン」らがMCを務めた。
特技披露で川崎鷹也さんの楽曲「魔法の絨毯(じゅうたん)」をピアノで弾き語りした石原さんは、「もともと歌が大好き。歌手になりたいと思っていたけど、いろんな人の演技を見ていると俳優になりたいと思うようになり、夢としては歌うこともできる俳優になりたい」とコメント。尊敬している俳優を聞かれると、「竹内涼真さんのような、演技もできてミュージカルで歌うこともできる、マルチな活躍ができる俳優さんに憧れています」と語り、今後の目標については、「『日本のすごい俳優は誰?』という質問に、みんなが口をそろえて石原颯也と言ってくれる俳優になりたい」と意気込んでいた。