俳優の玉木宏さんの主演ドラマ「極主夫道」の劇場版である映画「極主夫道 ザ・シネマ」(瑠東東一郎監督)の特別映像が6月4日、公開された。龍を演じる玉木さんのアクションシーン撮影の様子を収めた映像となっている。
今回、公開されたのは、戦闘シーンとカーアクションシーンの撮影の様子。玉木さんががワイヤにつるされ宙を舞い、コンクリートの塀を走り登っていく。さらにの車のドアにしがみつく危険なアクションにもノースタントで臨んだ。スタントやCG処理でも対応できる危険なアクションにあえて挑んだ玉木さんは、「ある程度の危険や怖さと隣り合わせでやらなければ説得力のある映像も撮れなかったと思う」と振り返っている。
一方、カーアクションに同様に臨んだ虎二郎役の滝藤賢一さんは、「あまりにも危険に見えて『俺を殺す気か!』と自分でやることを全力で否定しました。トム・クルーズじゃないんだからと。ところが、ワイヤ⼀本で車から宙づりになっている玉木さんの姿があって……。玉木宏ヤベえぞと。結局僕もやらざるを得なくて食らい付いてやりました!」とその熱演ぶりを語った。
「極主夫道」は、新潮社のマンガサイト「くらげバンチ」で連載中のおおのこうすけさんの同名マンガが原作。「不死身の龍」と言われた元極道の専業主夫・龍が、家族やさまざまな事件が起こる町の平和を守る姿を描くヒューマンコメディーで、2020年10月期に放送された。映画は、原作をもとにオリジナルの展開も織り交ぜた物語。