「仮面ライダービルド」の主人公・犬飼貴丈さんが12月9日、東京都内で開かれた映画「仮面ライダー平成ジェネレーションズFINALビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー」(上堀内佳寿也監督)の初日舞台あいさつに登場。今作で主演を務めた犬飼さんは、初日を迎えた感想を聞かれると「やっぱりうれしくて。映画は何本か出演させていただいたことがあるけど(今作は)初主演なので、思い入れもものすごく強くて」と率直な心境を告白。「ものすごくうれしいより、うれしい。『うれしいよりうれしいよりうれしい』ぐらいの“うれしみ”です」と感動を語り、「最高だー!」と叫んで会場を盛り上げた。
舞台あいさつには、仮面ライダービルドから犬飼さん、赤楚衛二さん、高田夏帆さん、滝裕可里さん、水上剣星さんが、「仮面ライダーエグゼイド」から飯島寛騎さん、瀬戸利樹さん、松本享恭さん、岩永徹也さん、松田るかさん、小野塚勇人さん、甲斐翔真さん、黒崎レイナさんが登場。このほか「仮面ライダーゴースト」で天空寺タケル役を演じた西銘駿さん、「仮面ライ
ダーフォーゼ」から土屋シオンさんらも登場。同映画で人類消滅計画を企む凶悪な科学者を演じた大槻ケンヂさん、上堀内監督も出席した。
仮面ライダーエグゼイドで宝生永夢役の飯島さんは「率直にうれしいです。エグゼイドチームとして最後の映画になってしまうんで……エグゼイド見られなくなっちゃう。ぜひ大勢の方に見ていただけたら」とコメント。久々に役衣装を着て登場した西銘さんは「この衣装が着られたことだったり、また変身ができたことは本当にうれしかったです」と映画出演の感想を語った。
また大槻さんは、「昭和の仮面ライダー1作目をリアルタイムで見ている世代なので、40数年たって、ラスボスを演じさせていただけるなんて感無量です」とコメント。「今の平成ライダーのものすごい人気を知らなかったんですよ。だから会場に詰めかけたお客さんの声援とかを聞いて、改めて『ああ、すごいものに出てしまったんだな』という気持ちですね」と胸の内を語り、「機会がもしあるならば、ライダーに音楽で関わってみたいですね」と希望を語った。
同映画は、仮面ライダーシリーズ45周年の記念作として2016年に公開された「仮面ライダー平成ジェネレーションズ」シリーズの新作で、「スカイウォール」という巨大な三つの壁で分断された仮面ライダービルドの世界に、仮面ライダーエグゼイドの敵・バグスターが現れる……というストーリー。仮面ライダーフォーゼの福士蒼汰さん、仮面ライダーゴーストの西銘さん、「仮面ライダー鎧武」の佐野岳さん、「仮面ライダーオーズ」の渡部秀さんと三浦涼介さんも出演する。