俳優の高橋英樹さんが1月21日、東京都内で行われた「第31回日本ジュエリーベストドレッサー賞」の表彰式に出席。「日活時代から58年の付き合い」という俳優の宍戸錠さんの訃報について、高橋さんは表彰式後の取材で「寂しいですね。どんどん先輩方が亡くなると、我々にとってみると“指針”といいますか、憧れている存在でしたから。もうちょっと元気でいてほしかったなという思いがあります」と胸の内を明かした。
高橋さんは「日活時代から58年の付き合い。残念ですね。昭和を代表するといいますか、我々が日活に憧れて、日活で育った世代としては、その頃の大スターなので。日ごろ、お世話にもなりましたし。一緒に遊びにも行かせていただきましたし。マージャンもしましたし。そういう思い出がいっぱいあります」としみじみ。
日活のオーディションで宍戸錠さんのまねをしたというエピソードについて聞かれると、「そうです。ニューフェイスの試験の時に錠さんのまねをして。それで取ったようなものですから。学生時代から映画を見ていて、錠さんのやる仕草とかを見ていたおかげで、それができた。そういう意味では、すばらしい先輩ですし。日活というところは、みんなが“日活学校”のような先輩、後輩のような形だった。すてきな先輩が亡くなるというのは非常に残念です」と惜しんでいた。
同賞は、ジュエリーが似合う著名人を世代別に表彰するもので、今回で31回目。10代はKoki,さん、20代は有村架純さん、30代は木村文乃さん、40代は藤原紀香さん、50代は松下由樹さん、60代以上は原田美枝子さんが受賞。特別賞女性部門は浅田真央さん、特別賞男性部門で高橋英樹さんが選出され、表彰式に出席した。