女優の波瑠さんが3月11日、東京都内で行われたプレイステーション4(PS4)向けアクションゲーム「仁王2」(コーエーテクモゲームス)の完成発表会に俳優の竹中直人さんらとともに登場した。
NHK大河ドラマなどでたびたび秀吉役を演じている竹中さんは、「仁王2」でも主人公と行動をともにする「木下藤吉郎」役で出演しており、「光栄なことですね。まだ39歳だったときですね、大河ドラマで秀吉を演じさせていただいて、しばらくして『軍師官兵衛』で再び秀吉を演じさせていただいて。まさか、またここで藤吉郎を演じることができる、というのは驚きでした」と心境を明かしていた。
ゲームの仕事の経験はあまりなかったという波留さんは「ゲームってテレビや映画よりもすごく世界観があるものなので、それを私のこの顔面が壊してしまわないかな、という不安もありました」と出演の胸中を吐露。ただ、「(声の)収録ではいろんな新しい体験があって、新鮮で楽しかったです」と笑顔で振り返っていた。
「仁王」(PS4、PC)は賊(ぞく)がはびこり妖怪たちがうごめく「戦国時代」を舞台に、実在の人物「三浦按針」をモチーフにした金髪碧眼(へきがん)のサムライ、ウィリアムが活躍するダーク戦国アクションゲーム。全世界での累計出荷本数は300万本を突破している。「仁王2」はその続編で、前作のコンセプト「戦国死にゲー」に加えて「妖怪」のエッセンスを強化。「半妖」である主人公となり「侍」と「妖怪」の二つの力を使って戦国乱世で戦う。価格は通常版がパッケージ版、ダウンロード版ともに7800円(税抜き)、デラックス版はダウンロード版のみで1万800円(同)。3月12日発売。