女優の倉科カナさん(27)が2月18日、東京都内で行われたWOWOWの連続ドラマ「天使のナイフ」の制作発表記者会見に登場。「撮影で驚いたこと」という質問に、「現場で着せられました」と中学生時代の回想シーンの撮影で制服を着用したことを挙げた倉科さんは、「制服を着て、中学生に混じってメンタル的に監督に追い詰められた後、寒い中ハーフパンツで素足で走らされたことに驚きました」と撮影の苦労を苦笑まじりに明かしつつ、「でも楽しかった。充実していました」と振り返った。
一緒に登場した主演の小出恵介さんは、制服の話題に触れ、「年代設定的には、体操着はブルマなはずだったんですよ。だからものすごく期待していたんですけど、ハーフパンツだったというね。『ん!』っていうのがあって、悔しかったですね」と語り、「絶対、年代設定としてはブルマの時代なんですよ! そこは1回考えてもらって」と重ねて熱くアピールし、会場の笑いを誘っていた。
ドラマは、薬丸岳さんのデビュー作で2005年に江戸川乱歩賞を受賞した「天使のナイフ」が原作で、少年犯罪における贖罪(しょくざい)の意味を問う小出さん主演の社会派ミステリー。会見には、小出さん、倉科さん、藤本泉さん、千葉雄大さん、ラサール石井さんのメーンキャストが登場した。WOWOWプライムで22日から毎週日曜午後10時放送。全5話。第1話は無料放送される。