俳優の松坂桃李さんが5月8日、東京都内で行われた映画「パディントン 消えた黄金郷の秘密」(ポール・キング監督、5月9日公開)の公開前夜祭に古田新太さんらと出席。日本語吹き替え版でパディントンの声を担当してきた松坂さんとブラウンさん役の古田さんは7年ぶりの新作を首を長くして待っていたと明かした。
映画は、40カ国語以上で翻訳され、世界で3500万部以上を売り上げるロングセラー児童小説が原作。1作目が2016年、2作目が2018年に公開された。3作目となる今作は赤い帽子とダッフルコートがトレードマークの“英国紳士”のくまのパディントンが、「老グマホーム」で暮らすルーシーおばさんを訪ねてペルーへブラウン一家と家族旅行に出かけ、ジャングルの奥地で冒険を繰り広げる。
松坂さんと古田さんは他の現場で共演した際にも「パディントン」の話題にしていたといい、松坂さんは「3やるらしいよ。いつ日本に来るんですかねみたいな話とかもしたり。ついに来ましたねとか」と明かした。古田さんは「バディントンとお父さんが俺と桃李になるかどうかは分からない。(パディントン役が)賀来賢人に代わってるんじゃないか」と冗談めかして語ると、松坂さんは「ここ取られるか……」と架空の話で落ち込み、周囲から「大丈夫」と励まされていた。
松坂さんはパディントンのことを「本当に数少ない親友の一人です。やっぱり長きにわたって付き合っていきたい」と笑顔を見せ、今作について「家族の愛に勝るものはないと思いました。もちろんアドベンチャー感満載なんですけれども、最後はやっぱりブラウン一家の家族愛だなっていうのはすごく感じましたね」と見どころをアピールした。
イベントには吹き替えを担当した吉田羊さん、三戸なつめさんも出席した。