俳優の香川照之さんの主演映画「宮松と山下」(11月18日公開)の90秒予告が10月13日、公開された。
「宮松と山下」は、“新しい手法が生む新しい映像体験”を標榜し、過去に2本の短編映画がカンヌ国際映画祭から正式招待を受けた監督集団「5月(ごがつ)」が、香川さんを主演に迎えた初の長編映画。
宮松は端役専門のエキストラ役者。ある日は時代劇で弓矢に打たれ、ある日は大勢のヤクザの一人として路上で撃たれ、またある日はヒットマンの凶弾に倒れ……。来る日も来る日も殺され続けている。真面目に殺され続ける宮松の生活は、派手さはないけれども慎ましく静かな日々。そんな宮松だが、実は彼には過去の記憶がなかった。なにが好きだったのか、どこで何をしていたのか、自分が何者だったのか。なにも思い出せない中、彼は毎日数ページだけ渡される「主人公ではない人生」を演じ続けるのだった……という内容。香川さんの主演最新作となる。