俳優の高橋一生さんと女優の川口春奈さんがダブル主演を務める映画「九月の恋と出会うまで」(山本透監督、2019年3月1日公開)の本ポスターと本予告編が11月19日、公開された。ポスターは、ある光を境に別々の空間にいる高橋さんと川口さんが手を合わせている姿が写し出され、予告編では高橋さんが川口さんのため“自分以外の運命の人”を求めて走る姿などが描かれており、最後に高橋さんが涙を流すシーンもある。
予告編では 、4人組ロックバンド「androp(アンドロップ)」による書き下ろし主題歌「Koi」も解禁された。また追加キャストも発表され、志織(川口さん)が引っ越してくる不思議なマンションの住人を浜野謙太さんと中村優子さん、志織の職場の同僚で相談相手の女性を川栄李奈さんが演じ、平野(高橋さん)と志織の恋路に影響を与える役で古舘佑太郎さん、物語が進むにつれ重要な鍵を握る役どころとしてミッキー・カーチスさんが出演することも発表された。
映画は、「書店員が選んだもう一度読みたい恋愛小説」の第1位にも選ばれたことがある松尾由美さんの同名小説が原作。
ちょっと不思議なマンションに引っ越してきた志織は、小説家志望の隣人・平野と出会う。ある日、志織は新しい部屋で「こちらは1年後の未来です。あなたに危険が迫っています」という不思議な声を聞く。それは強盗殺人に遭うところだった志織を助けようと時空を超えて届いた、未来からの“誰かの声”。相談を受けた平野は、助かった志織に「タイムパラドクス」が生じることに気付く。それは1年後、志織の存在が消えることを意味していた……というストーリー。