2019年公開の映画から選出する「第93回キネマ旬報ベスト・テン」の授賞式が2月11日、東京都内で行われ、映画「半世界」(阪本順治監督)で助演女優賞を受賞した池脇千鶴さんが登場した。池脇さんは、同作で「出番もさほど多くなかった。けれど、こうやって賞をいただいて、映画の神様は見てくださっているのかなって。ファンの人たちが見てくださって、こうやってご褒美をいただけたのかな」と喜びを語った。
池脇さんは、1999年に同賞で新人女優賞を獲得しており、21年ぶりの受賞となった。「せっかくもらって、うれしいものなので、次は20年もあけずにいただけたら励みになるかなと思います」と苦笑いで思いを語った。