押見修造さんのマンガを、俳優の伊藤健太郎さん主演で実写化した映画「惡の華」(井口昇監督)のメーキング映像が10月2日、公開された。
映画は、2009~2014年にマンガ誌「別冊少年マガジン」(講談社)で連載され、累計発行部数300万部を記録し、「マンガ大賞2012」にもノミネートされた押見さんの異色マンガが原作。2013年にはテレビアニメ化、2016年には舞台化された。
中学2年の春日高男(伊藤さん)は、ボードレールの詩集「惡の華」を心のよりどころに、息苦しい毎日をなんとかやり過ごしていた。ある放課後、春日は教室で憧れのクラスメート・佐伯奈々子の体操着を見つける。衝動のままに春日は体操着をつかみ、その場から逃げ出してしまう。その一部始終を目撃したクラスの問題児・仲村佐和(玉城ティナさん)は、そのことを秘密にする代わりに、春日にある“契約”を持ちかける。こうして仲村と春日の悪夢のような主従関係が始まる……というストーリー