俳優の山田裕貴さんが主演し、 アイドルグループ「乃木坂46」の齋藤飛鳥さんがヒロインを務める映画「あの頃、君を追いかけた」(長谷川康夫監督、2018年10月5日公開)が、台湾や韓国、中国、香港など、10の国と地域で公開が決定したことが9月5日、分かった。山田さん、齋藤さんがコメントを寄せた動画も公開され、齋藤さんは「すごくうれしい!」と喜び、「言葉の通じない皆様にも、この映画の良さが伝わったらいいなと思っています」と語っている。
同作は、2011年に台湾で約200万人を動員した映画のリメーク。仲間とつるんでバカなことばかりをして気楽な高校生活を送っていた水島浩介(山田さん)は、その態度が教師の怒りを買い、クラス一の優等生・早瀬真愛(齋藤さん)をお目付け役にされてしまう。真面目でお堅い真愛を疎ましく思う半面、中学時代からの憧れだった真愛に胸がざわつく浩介。教科書を忘れた真愛のピンチを浩介が救ったことで、2人の距離は一気に縮まっていく……というストーリー。
公開が決定したのは、台湾や韓国、中国、香港のほか、シンガポール、マレーシア、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランドなど。齋藤さんは「私も実際に、日本ではないところで見てみたいなあと思っています」と笑顔で語り、山田さんは「誰にでもあったあの頃の青春の物語なので、誰にでも届く作品になっていると思います。たくさんの人にこの作品が届いてくれたらうれしいです。皆さん見てください!」とアピールしている。