映画やテレビドラマなどで活躍した俳優やプロデューサー、作品を表彰する「第42回エランドール賞」の新人賞を俳優の竹内涼真さんが受賞し、2月1日に東京都内で行われた授賞式に出席した。竹内さんは「昨年、たくさんの作品に関われて、その現場のスタッフさんや関わっているみなさんに恵まれて、すごく楽しい1年を過ごさせていただきました」と晴れ晴れとした表情であいさつ。「今年も、僕を見たいと思ってくれる視聴者のみなさんのために、新しくてもっと見たいと思うような表現をして、これからも頑張っていきたいと思います」と力強く語った。
新人賞はスター性と演技力を兼ね備え、次代の映画やテレビを背負って立つことが期待される俳優に贈られる賞で、竹内さんのほか、高橋一生さん、ムロツヨシさん、杉咲花さん、吉岡里帆さん、門脇麦さんらが受賞した。
「エランドール賞」は、日本映画テレビプロデューサー協会の主催で今回で42回目。プロデューサー賞は映画「三度目の殺人」(是枝裕和監督)の松崎薫さんとテレビドラマ「カルテット」の土井裕泰さん、佐野亜裕美さん。プロデューサー奨励賞は映画「22年目の告白 -私が殺人犯です-」(入江悠監督)の北島直明さんと小出真佐樹さん、NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「ひよっこ」の菓子浩さん、テレビドラマ「奥様は、取り扱い注意」の枝見洋子さんに贈られ、特別賞はNHKのドラマ「精霊の守り人」制作チームとテレビ朝日系のドラマ「やすらぎの郷」制作チームが受賞した。