9月24日に公開される映画「ハドソン川の奇跡」(クリント・イーストウッド監督)のプロモーションで来日中のハリウッド俳優のトム・ハンクスさんが9月16日、東京都内で、共演のアーロン・エッカートさんとともに会見を行った。同作は2009年にあった航空機事故を再現しており、会見には特別ゲストとして実際の飛行機に搭乗していた日本人客、滝川裕己さんと出口適さんも同席。ひと足先に2人に会ったハンクスさんは「僕らを嫌っていないようで安心しました」とちゃめっ気たっぷりにコメントした。
「ハドソン川の奇跡」は、米ニューヨークのハドソン川で起きた航空機「USエアウェイズ1549便」の事故を映画化。実際に起きた航空機事故からの生還劇の裏に隠された実話を描いており、155人の命を救い国民的英雄になったものの、殺人未遂の容疑をかけられた機長をハンクスさんが演じている。